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絵師ひでまさです😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、私が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、『女鳴神』(おんななるかみ)です。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎狂言
『女鳴神』
(おんな なるかみ)
あらすじ
本名題《増補女鳴神》(ぞうほ おんななるかみ) 。
松永弾正の娘・鳴神尼(なるかみに)が、織田信長に攻められ殺された父への恨みを晴らすため、
龍王ヶ峰(りゅうおうがみね)の岩屋に引き籠り、雨を降らさぬ行法を用いて、龍神を滝壺に閉じ込めてしまう。
そこへ、生き別れた恋人を探しているという美男の雲野絶間之助(くものたえまのすけ)が現われる。
絶間之助の話を聞いているうちに、鳴神尼はしだいに絶間之助の色気に惑わされ夫婦固めの杯を交わす。
始めて飲んだお酒で、気持が緩んでしまった鳴神尼は、滝の上部に架かっている注連縄の中央を切れば、龍神の封を解くことが出来るとしゃべってしまう。
実は絶間之助は信長の家臣であった。
酩酊状態となった鳴神尼が寝てしまった隙に、絶間之助は崖に登り、注連縄を切り落とすと、龍神が天に舞い上がる。
見事、使命を果たした絶間之助は花道へ走り去る。
「 雨だ雨だ」
と叫ぶ弟子たちの声で目覚めた鳴神尼。
騙されたと覚り、怒りの形相すざましく、取りすがる大勢の弟子の僧たちを投げ飛ばす。
絶間之助を追いかけようとするが、信長の家臣・佐久間玄蕃盛政の押戻しに行く手を阻まれる。
衣装メモ
今回の演目の主役は、鳴神尼です。
鳴神尼は、ぶっ返りと呼ばれる早変わりをした場面です。
白地に、赤い炎がメラメラと燃えたぎる絵柄が施された衣装に変わっています。
そして、鳴神尼の顔は、怒りの表情です。
右手に赤い紅葉の枝を持ち、赤い台に立ち見得を切っています。
今回の表現ポイント
背景は、ゴツゴツとした岩が見えています。
この岩に括り付けられていた注連縄が切られています。
そして、奥に大きな滝が流れています。滝の下には、白いしぶきも見えていますね。
滝の青が、舞台をキレイに彩っています。
今回は、このような場面を表現して描きました😊
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
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