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絵師ひでまさです😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、私が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、『籠釣瓶花街酔醒』(かごつるべ さとのえいざめ)です。
演目
歌舞伎狂言
『籠釣瓶花街酔醒』
(かごつるべ さとのえいざめ)
あらすじ
上州佐野の絹商人、佐野次郎左衛門(さの じろうざえもん)と下男の治六は、江戸で商いをした帰りに、話の種にと桜も美しい吉原へやってきた。
初めて見る華やかな吉原の風情に驚き、念願の花魁道中も見ていよいよ帰ろうとするところへ、吉原一の花魁、八ツ橋(やつはし)の道中と遭遇する。
この世のものとは思えないほど美しい八ツ橋に次郎左衛門は魂を奪われてしまう。
それから半年、あばた顔の田舎者ながら人柄も気前も良い次郎左衛門は、江戸に来る度に八ツ橋のもとへ通い、遂には身請け話も出始める。
しかし八ツ橋には繁山栄之丞という情夫がおり、身請け話に怒った栄之丞は次郎左衛門との縁切りを迫る。
それを知らない次郎左衛門は八ツ橋を身請けしようと同業の商人を連れて吉原へやってくる。
浮かぬ顔をした八ツ橋に突然愛想づかしをされ、恥をかき、うちひしがれて帰っていく。
それから四ヶ月が過ぎ、次郎左衛門は再び吉原に現れ、わだかまりなく振舞い、八ツ橋と二人になるや盃をさす。
そして、
「この世の別れじゃ」
という言葉に驚く八ツ橋を、隠し持った名刀「籠釣瓶」(かごつるべ)で斬り殺してしまう。
次郎左衛門は、さらに駆け付けた大勢の人々も惨殺してしまうのだった。
衣装メモ
今回の絵は、八ツ橋に焦点を当てて描きました。
八ツ橋の衣装は、ピンクと赤を基調とした花魁(おいらん)姿です。
とても豪華な衣装になっています。
ピンク色の帯の部分には、菖蒲と薪が描かれています。
そして頭には、たくさんの鼈甲櫛(べっこうぐし)や、簪(かんざし)を付けています。
足元は、底が厚い黒い下駄を履いています。
八ツ橋は、花魁道中を歩いているところです。
今回の表現ポイント
今回の絵の背景は、吉原です。
柵の向こう側には、桜が満開です。
そして、灯籠に灯が灯っていますね。
この灯籠を見ると、お祭りの灯籠を思い出します😌
今回は、このような場面を表現して描きました😊
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
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