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絵師ひでまさです😊
本日もご覧いただき、ありがとうございます😊✨
このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、僕が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、歌舞伎舞踊・『山帰り』(やまがえり)です。
今日の絵は、山へお詣りした鳶(とび)の帰り道を舞踊化した演目です。
主役は、鳶です。今回は、鳶を女の子で表現しました。
そして、歌舞伎で演じられる鳶も描きました。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎舞踊
『山帰り』
(やまがえり)
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あらすじ
●清元。
●初演:文政6年、江戸森田座 ●作詞:二世桜田治助 ●作曲:初世清元斎兵衛 ●振付:藤間大助 ●本名題:『山帰強桔梗』(やまがえり まけぬききよう) |
五変化所作事《法花姿色同(のりのはな すがたのいろいろ)》の一曲。
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1823年(文政6)8月、江戸・森田座で3世・坂東三津五郎が初演して以来、当代の坂東三津五郎に受け継がれている。
相模(さがみ)大山(おおやま)の石尊(しゃくそん)様へ参詣(さんけい)した江戸の勇み(仕事師)の帰りの道中姿を描いたもの。
昔の女のことを思い出しながら、納めの木太刀(だち)や、らっぱのついた十文字の梵天(ぼんてん)を使っての踊りが眼目。
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◇◇◇
江戸の町から見えた富士山の手前に、富士山に重なるように見えた山を大山という。
この山は、江戸っこたちの信仰を集めていた。
この演目は、六月二十七日から七月十七日まで許されていた、大山参り(奥の院参拝)の、最後の五日間である盆山に繰り出した、 借金取りから逃れた鳶などの仕事師たちのことを、舞踊化して作られた。
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『山帰り』は、その内容から、別に『大山参り』 とも呼ばれる。
大山の大山神社の石尊社[しゃくそんしゃ]へ参詣した仕事師たちが、その帰りの道中、博打に負けたうえ、 宿で買わされた安女郎にも劣った女たちについて、自分たちの間抜けぶりを自嘲する。
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「伊勢の御が」のオキの後、花道より威勢良く出てくる江戸の仕事師たちは、自嘲的な悪態をつきながら本舞台へ。
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お目当ての女に振られた間抜けなさまを、自嘲的に踊った後、新内の「蘭蝶」のクドキ、手拭いの踊りを見せる。
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庄内地方の民謡、庄内節を踊り、チラシ、最後は再び旅を続けようとするところで幕となる。
『清元・山帰り:歌詞』 我が宿の跡は野となれ山参り 四六のあまに劣ったる どぶつに二朱もん有難い 便の文に鞍替を、尋ねて奇特な箆棒は、我が身ながらも羽根沢や、のろい腕の文身へ、まだ引導を渡さずに、あつたとこから物言を嫌味な奴さ、どうだらう 四谷で始めて逢ふた時好いたらしいと思ふたが、因果な縁の糸車 めぐりて大山も、石尊様の引合せ 色にや命もやり放し大和人形を大和屋が、しやうない節やつて呉りよ 親が叱ろが折檻せうが、儘よノウ是、惚れた殿さが捨らりよか いか坂サツと出す船は しよんなぐれ あす朝顔のかけ流し、其処が江戸つ子紫と、勇は水に因るならん |
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衣装メモ
●鳶の女の子の衣装は、ピンク色の法被(はっぴ)姿です。
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頭には、金色のカチューシャを付けています。
髪型は、ツインテールです。
赤いリボンで結んでいます。
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そして、ピンクのサンダルの履いています。
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右手には、木刀を持っています。
●一方男性の鳶は、黒の法被姿です。
法被には、大和屋(やまとや)の文字が見えています。
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二人が担いでいるものは、梵天(ぼんてん)と呼ばれるものです。
二人は、山道を歩いているところです。
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今回の表現ポイント
●今日の背景は山なんですが、日本の山ではありません(笑)
世界一高い山、エベレストを描きました。
エベレストの山には、雪も見えています。
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さらに、山頂から太陽が出ているところを描きました。
日の出です✴初日の出をイメージしています。
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今回は、エベレストに時間が掛かりました✴
青系の色を何色も使いました(笑)
空の青は、実はこれ水彩絵具なんです✨
思い通りの色にしたかったので、水彩絵具で描きました😊
今回は、歌舞伎舞踊・『山帰り』を紹介しました😊
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
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