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絵師ひでまさです😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、私が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、歌舞伎舞踊・『女夫晒』(めおとざらし)です。
今日の絵は、布晒し(ぬのさらし)の夫婦が主役です。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎舞踊
『女夫晒』
(めおとざらし)
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あらすじ
長唄。
夫婦の布晒しの舞踊。
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晒し(さらし)とは、両手に長い布を持って洗いさらすようすを表す所作である。また、その曲のことである。
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川水で布を晒す風態をまねたところからきた。
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布を晒すというのは、川などの水に浸すことで、つまりは布を洗うことである。
布を染める場合は糊を載せ模様を描き、染めることで、模様を浮き上がらせた。
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そうした、染めた布の糊を落とす作業が布晒しである。古くは、あちこちの清流で布ざらしの風景が見られた。
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六尺余の細長い布を両手に持ち、足駄をはいて、その布を上下左右に振ってみせる。
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「越後獅子」(えちごじし)、「近江のお兼」(おうみのおかね)などの、 リズミカルな曲や舞踊に採用されている。
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衣装メモ
奥さんの衣装は、紫色の打掛です。紫色の打掛には、黄色い花が描かれています。
襟元は黒、赤い帯が後ろから見えています。
そして頭には、ピンク色の花を付けています。
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一方、旦那さんの衣装は、水色の着物です。
こちらの衣装にも、奥さんと同じく黄色い花が描かれています。そして、銀色の川も描かれています。
手には晒を持ち、二人で踊るところです。
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今回の表現ポイント
背景は海です。今までの波と違い、波の部分は銀色で描いています。
そして、仲の良い夫婦の舞踊ということなので、オシドリの夫婦が仲良く泳いでいます。
オシドリの夫婦は、カラフルな方がオスで、茶色い方がメスです。
さらに、ピンク色の空にたくさんの海鳥たちが海上で遊んでいます。
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仲の良い夫婦の舞踊を、現代風に表現しました。
今回は、歌舞伎舞踊・『女夫晒』を紹介しました😊
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
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