ご訪問ありがとうございます✨
絵師ひでまさです😊
本日もご覧いただき、ありがとうございます😊✨
このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、僕が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、歌舞伎舞踊・『関の小万』(せきのこまん)です。
今日の絵は、主役の小万(こまん)という女性が、菊の花笠を持って踊る舞踊です。
小万は、今風に描きました。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎舞踊
『関の小万』
(せきのこまん)
(※クリックすると画像が拡大します)
あらすじ
本名題、「四季花笠踊」(しきのはながさおどり)。
(※クリックすると画像が拡大します)
関の「小万」は、女の身でありながら、父の仇討ちを果たした話として語り継がれている。
小万(こまん)の父は、九州久留米有馬氏の家来で、剣道指南役牧藤左衛門と言ったが、遺恨により同輩の小林軍太夫に殺された。
(※クリックすると画像が拡大します)
その後、牧藤左衛門の妻は、身重の身体で夫の仇を討つため旅に出る。
だが、鈴鹿峠を越え「関宿」についた頃には、旅の疲れが重なり、地蔵院前の旅籠山田屋の前まで来たときには行き倒れ同様の有様であった。
(※クリックすると画像が拡大します)
慈愛の心で親切な山田屋の主人と女将に助けられ、手厚く看病され、女はそこで女児を産んだ。 それが小万である。
(※クリックすると画像が拡大します)
女はまもなく、子供の将来を宿の主人に託して、死んだ。
小万は成長して養父母から両親のことを聞かされ、女の身ながら亡き母の志を継いで亡父の仇討ちをする決心をする。
(※クリックすると画像が拡大します)
山田屋の主人は、亀山藩家老 加毛寛斎に頼んで武芸を習わせた。
小万は、幾多の困難と苦労に耐え、武道に励んだ。
(※クリックすると画像が拡大します)
そして、天明三年(1783)八月、運良く仇と巡り会うことができた小万は、馬子姿に変装して亀山城大手前の辻で仇のくるのを待ち受け、見事本懐を遂げることができた。
(※クリックすると画像が拡大します)
これにより、関の小万の名は一躍高まった。
小万は、その後も山田屋にとどまって、養父母に仕えたが、享和三年(1803)正月十六日、三十六歳という若さでこの世を去る。
(※クリックすると画像が拡大します)
衣装メモ
●小万の衣装は、黒・水色・紫で統一した振袖です。黒と水色のストライプ柄に、牡丹の花がたくさん付いています。
帯にも黒いリボンが付いています。
(※クリックすると画像が拡大します)
この衣装は、ギャルの振袖のページ中の衣装を参考にして描きました。
(※クリックすると画像が拡大します)
そして、頭には水色の牡丹の花を付けています。左手には、菊の花笠を手にしています。
小万のポーズは、舞台と同じポーズです。
(※クリックすると画像が拡大します)
今回の表現ポイント
●背景は、まずピンク色の屏風が中段にあります。
屏風の中には、唐草模様をデザインした模様がたくさん付いています。
この屏風は、若い女性をイメージして描きました。
(※クリックすると画像が拡大します)
そして屏風の上は、薔薇やハート、水玉模様など飾りがたくさん付いています。
これは、ネットの中にある、携帯の壁紙を参考にして描きました。
こちらも、若い女性をイメージしています。
さらに、小万の足元にも、唐草模様をイメージした模様を描きました。
(※クリックすると画像が拡大します)
今回は、女の子の振袖が一番時間が掛かりました(笑)
以前から描きたかった振袖なんです(笑)
あとは、屏風の模様の数が多かったので、少し大変でした。
今回は、舞台全体をギャル風に表現して描きました。
今回は、歌舞伎舞踊・『関の小万』を紹介しました😊
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
この作品にご興味のある方、又はご購入を希望される方は
お問い合わせフォームよりお問い合わせください。
最近の記事