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絵師ひでまさです😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、僕が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、歌舞伎舞踊・『蓬莱島』(ほうらいぬしま)です。
今日の絵は、沖縄が舞台です。
主役は、坂東玉三郎さんが演じる女神、ニライカナイ神です。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎舞踊
『蓬莱島』
(ほうらいぬしま)
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あらすじ
2014年に『坂東玉三郎・特別舞踊公演』として、京都四条南座で演じられた。
琉球(沖縄)のニライカナイ伝説を題材とした、玉三郎の構成・演出による創作舞踊。
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琉球古典舞踊で描くニライカナイ伝説である。
◇◇◇
琉球に古くから伝わるニライカナイ伝説を題材にしている。
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ニライカナイとは、女神で一種の理想郷であり、生命や万事の根源の世界と考えられていた。
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そして、人々の魂もニライカナイからやってきて、またそこへ還ると信じられてきた。
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美しく栄えていた島に、魔物である大蛇が大地を荒らす。
大蛇が日照りを起こしたために、島に雨が降らなくなる。
植物の精は息絶える。そして島が枯れる。
蜂の精はニライカナイの神に助けを求めた。
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女神の力により、生き物たちは無事よみがえる。
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衣装メモ
●ニライカナイ神の衣装は、紺色の沖縄風の着物を羽織っています。この衣装には、花や鳥の羽が描かれています。
そして、袖と襟がオレンジ色になっています。中は赤い着物です。
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そして左肩から、たすきのようにピンク色の花の飾りを付けています。
頭にも赤い花、金銀の飾り、紫色の飾りなど、たくさんの飾りを付けています。
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ニライカナイ神は長い髪を、頭の上で左右に結んでいます。この髪の部分にも、たくさんの金色の飾りを付けています。
そして、ニライカナイ神の背中から飛び出ているのは、後光をイメージした黄色い蓮の花です。後光を蓮の花で表現しました。
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今回の表現ポイント
●背景は、全体が沖縄をイメージした表現になっています。
まず、大きなハイビスカスの花が咲いています。赤、オレンジ、ピンク、青の4つが咲いています。
そして、『蓬莱島』は沖縄の題材なので、真ん中に沖縄県の地形を描きました。
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女神の力により、島が復活したという内容なので、島全体がキラキラと輝いています。
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今回、一番時間が掛かった部分は、ニライカナイ神ですね😌
もう、衣装も頭の部分も全部です(笑)
背景も含めて、全体が沖縄の色彩になるように気を付けました😊
今回は、歌舞伎舞踊・『蓬莱島』を紹介しました😊
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
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