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絵師ひでまさです😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、私が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、歌舞伎舞踊・『若菜摘』(わかなつみ)です。
今日の絵は、源氏物語から取材した演目になっています。
十二単を着た、玉鬘(たまかずら)という女性が、若菜を献上する場面を描きました。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎舞踊
『若菜摘』
(わかなつみ)
あらすじ
本名題、『松花月松尾の若菜摘』( しょうがつまつおの わかなつみ )。
正月、源氏の四十歳を祝う饗宴が盛大に催された。
左大将の夫人・玉鬘(たまかずら)から若菜の賀を捧げたいという申し出があった。
少し前までは、まったく秘密にして用意されていたことで、六条院が御辞退をあそばされる間がなかったのであった。
目だたせないようにはしていたが、左大将家をもってすることであったから、玉鬘(たまかずら)夫人の六条院へ出て来る際の従者の列などはたいしたものであった。
二月、女三の宮が源氏に降嫁した。
紫上の心境は穏やかではない。
女三の宮が新たに正妻になるからである。
衣装メモ
今回の主役である、玉鬘の衣装は、十二単です。
赤い唐衣(からぎぬ)をまとい、中は緑を基調にした打掛になっています。
緑の打掛には、青い家紋が描かれています。
そして、後ろから白い裳(も)が広がっています。
非常に細かい衣装です。
玉鬘は、摘んできた若菜をかごに入れ、献上するところです。
今回の表現ポイント
背景は、若菜の山です。
いつもだと、黄緑や緑で山を描くんですが、今回は『若菜摘』というタイトルなので、黄色い山で描きました。
そして遠くの山は、オレンジ色、さらにその向こう側の山は薄い黄色で描きました。
今回、空の色が変わっていまして、水色ではなく、薄緑で塗りました。
水色の空でも良かったんですが、全体的な色合いを考えた時に、薄緑の方が雰囲気をより一層引き立たせると感じたので、このような表現になりました。
今回は、主役の衣装は原色、背景は淡色で表現をして描きました😊
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
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