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絵師ひでまさです😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、僕が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、歌舞伎舞踊・『神楽娘』(かぐらむすめ)です。
今日の絵は、若い町娘が5つのお面を使って、一人ずつ演じていくという舞踊です。
町娘の顔とヘアスタイルは、今風に描きました。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎舞踊
『神楽娘』
(かぐらむすめ)
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あらすじ
●常磐津。
●作詞:渥美清太郎 ●作曲:常磐津幹五郎 ●初演:昭和17年、藤間勘太郎にて振付(長唄では昭和16年、渥美自ら作曲) |
「神楽娘」という舞踊は、舞踊の中でも比較的新しく作られたものである。
昔の日本の祭礼の情景を、コメディータッチに舞踊化した作品。
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昭和の初期頃までは、日本の伝統的な祭礼では度々「大蛇退治」(おろちたいじ)という神楽が催されていた。
これは日本の神、英雄のスサノオがヤマタノオロチ(首と尾が八つ怪物)を退治して櫛稲田姫(くしなだひめ)を救ったという、日本の古い神話を元にした神道系の民族芸能である。
大きな蛇の怪物を、スサノオが倒す場面が演劇化されている物語は、子供達に人気のものであった。
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今では、お祭りで売られているお面は、日本のアニメキャラクターのお面が多くなったが、その当時はオロチ伝説の面(櫛稲田姫、スサノオ、オロチ)が売られていたという。
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舞台は、江戸時代の祭礼。
町娘がお祭りに出掛けて、神楽が始まるのを心待ちにしている。
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そこに隅々にお面が落ちているのを見つける。
娘は、そのお面を付けて、神楽のオロチ退治を面白く演じ踊る。
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一人の役者が、町娘から櫛稲田姫、オロチ、スサノオ、おかめ、ひょっとこの6役を演じ分ける。
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衣装メモ
●町娘は、絣(かすり)模様が入ったピンク色の着物を着ています。
着物には、赤と青の絣模様がデザインされています。
頭には、赤、ピンク、紫の花の髪飾りを付けています。
そして、手には団扇を持ち、お面の役を演じて踊っています。
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今回の表現ポイント
●背景は、下半分がお祭りのヨーヨーです。
たくさんのカラフルなヨーヨーが、水に浮かんでいる様子を現しました。
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そして、上半分は町娘が5つのお面を選んでいるところを表現しました。
真ん中で町娘が神楽のお面を選んでいます。
さらに町娘の周りに、左下からひょっとこ、櫛稲田姫、スサノオ、ヤマタノオロチ、おかめの面が舞台を彩ります。
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さらに、一番上から光りが出ていますが、これはスポットライトです。
町娘が踊っているところに、スポットライトが当たっている様子を描きました。
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今回は、歌舞伎舞踊・『神楽娘』を紹介しました😊
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
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