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絵師ひでまさです😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、私が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、歌舞伎狂言・『桜姫東文章』(さくらひめ あずまぶんしょう)です。
演目名
歌舞伎狂言
『桜姫東文章』
(さくらひめ あづまぶんしょう)
あらすじ
奇想天外な趣向のなかに、人間の本質を鋭く捉える四世鶴屋南北の大傑作。
◇◇◇
吉田家の息女桜姫(さくらひめ)は、美貌ながらも、生まれつき左手が開かない障害を持っている。
そこへ父と弟梅若丸が殺害され、家宝「都鳥の一巻」の盗難と不幸が重なる。
悲しみのあまり世をはかなんで出家しようと、新清水(鎌倉の長谷寺)にやってきたのであった。
おりしも居合わせた高僧清玄坊は、姫を不憫に思い念仏を唱えると、姫の左手が開き香箱が現れる。
そこには「清玄」と書かれてあった。
それを見た清玄は、十七年前の事を思い出し、香箱は白菊丸の形見の品、すなわち姫こそ死んだ恋人の生まれ変わりであることを知り愕然とする。
皆が去った後、都鳥の一巻を狙う悪五郎は、姫の手が開いたことを知り、仲間の釣鐘権助に縁組を求める艶書をことづける。
それから月日が経ち、葛篭を背負った奴・軍助と七郎お十夫婦が、捕り手に囲まれている。
葛篭の中から、都鳥の一巻を所持した桜姫が姿を現す。
これで吉田家の再興がかなうと知った桜姫は、夫とわが子を殺してしまった言い訳に自害しようとする。
するとそこへ、松若や稲野谷半兵衛がやってきて、権助の悪事が露見した上は、自害に及ばないと止める。
あだ討ちをはたし、これでお家の再興もかなうと一同は喜びあうのだった。
運命に翻弄されながら流転の人生を歩む桜姫と、因果の糸に執着して身を滅ぼしていく清玄、悪の魅力を放つ権助を中心に、始終目の離せない展開が繰り広げられる。
衣装メモ
今回の主役は、桜姫です。
まず、1枚目の絵の桜姫の衣装は、ピンク色の振袖を着ています。
この振袖には、黄色い桜が描かれています。
そして桜姫の周りにも、ピンク色と黒の振袖が乱れ飛んでいます。
黒い振袖には、青い桜が描かれています。そして、金色の雲も描かれています。
さらに、黄緑色の長い帯も、所狭しと乱れ飛んでいます。
この帯には、オレンジ色と黄色の花が描かれています。
桜姫の頭には、銀色の髪飾りを付けています。
全体的にとても豪華です。
今回、この振袖に一番時間が掛かりました(笑)
続いて2枚目の桜姫の衣装は、こちらもピンク色の振袖です。
黄色い帯を前に結んでいますね。
桜姫の後ろには、赤い振袖が広がっています。
この振袖には、滝や桜の花が描かれています。
そして、銀色の髪飾りを頭に付けています。
今回の表現ポイント
今回の絵は、2枚とも背景は桜を描きました。
1枚目の背景色は黄色、2枚目はグレーになっています。
桜姫というお姫様が主役なので、2枚とも、姫の後ろには豪華な振袖を付けて、姫の美しさを表現しました😊
今回は、このような場面を表現して描きました😊
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
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