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絵師ひでまさです😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、僕が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、歌舞伎舞踊・『宿の月』(やどのつき)です。
今日の絵は、子供を授かった夫婦の物語です。
主役は、おつると亀太郎(かめたろう)の夫婦です。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎舞踊
『宿の月』
(やどのつき)
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あらすじ
長唄。
夫婦の情愛を描いた田中青滋の作品で、ユーモア溢れる舞踊劇。
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春の月を仲人に、めでたく祝言を挙げたおつると亀太郎。
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やがて二人は子宝に恵まれ、お宮参りにやってくる。
我が子を抱いてはしゃぐ夫に対して、貫禄の出てきた妻は、自分の好まないことをせぬように夫に神様への誓いを立てさせる。
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歳月を経て、小判磨きに熱心な妻。
外で怪しい物音が聞こえ、おつるは夫を外へ突き出す。
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妻の愛情を確かめようと、賊に襲われたように装う亀太郎。
おつるは金包みを放りだして夫を助けてくれと叫ぶ。
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互いの心が解かり、二人は手をとりあって美しい宿の月を眺めるのであった。
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衣装メモ
●おつるは、白無垢姿(しろむく)です。
着物は、白地に青と金の模様が入っています。
そして頭には、角隠しを被っています。
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●一方の亀太郎は、水色の直垂(ひたたれ)姿です。
水色の直垂には、金色の鳳凰の羽根の模様が入っています。
そして頭には黒い烏帽子を被っています。
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ちょうど二人は、宿の月を眺めているところです。
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今回の表現ポイント
●背景は、全体が夜空です。
たくさんの星が輝いています。
そして、親子のこいのぼりが夜の空を楽しそうに泳いでいます。
青、赤、緑の3匹です。
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さらに、左上にはピンク色の月があります。
月の中には、赤ちゃんが寝ています。
これは、おつると亀太郎が、赤ちゃんを授かったところを表現しました。
月の形なんですが、母親の胎内をイメージして描きました。
赤ちゃんのお腹からは、へその緒が付いています。
そして、黄色い和風の雲も流れています。
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今回は、こいのぼりに一番時間が掛かりました(笑)
あとは、色のバランスがごちゃごちゃにならないように気を付けました。
それでも、親子の絵なので楽しく描けました。
今回は全体的に、歌舞伎と子供の日を掛け合わせた表現で描きました。
今回は、歌舞伎舞踊・『宿の月』を紹介しました😊
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
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