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絵師ひでまさです😊
本日もご覧いただき、ありがとうございます😊✨
このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、僕が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、歌舞伎舞踊・『からくり的』(からくりまと)です。
今日の絵は、一人の役者さんが様々な人形を舞いながら演じ分ける舞踊です。
主役は、からくり的の人形を演じ分ける女性です。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎舞踊
『からくり的』
(からくりまと)
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あらすじ
●地唄。
●作詞:不詳 ●作曲:不詳 |
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「からくり的」(機関的)とは、小さな弓で的に矢を当てると、様々な人形が天井から落ちてきたり、的が裏返ったりして現われる仕掛けのことである。
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このからくり仕掛けを題材にした変化ものの作品『からくり的』は、地歌のなかでも異色の作品といえる。
舞の中では、町の風俗や遊びを題材にした、からくり人形のフワリフワリした不安定な動きや、カタカタとゼンマイ仕掛け人形の動きの面白さが軽妙に表現されている。
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また、的に当たって出て来る人形も様々で、那須与一(なすのよいち)を思わせる星兜を着た武者、
道成寺の清姫、廓を抜けた遊女と頬冠りの男、一糸乱れず整然と進む大名行列、羅生門の鬼の手や渡辺綱(わたなべのつな)などが詠み込まれる。
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それぞれの個性が洒脱な技巧で舞われる。
そして最後は、吉祥を現す下がり蜘蛛(さがりぐも)を出して締めくくる。
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それぞれの人物に彩りがあり、その個性を洒脱な技巧であくまでも地歌舞の表現として舞い分けるのは至難の業である。
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衣装メモ
●主役の女性の衣装は、紫色の着物です。紫色の着物には、金色の草花、銀色の格子模様がデザインされています。
そして、手には逆さまにした扇を持っています。
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今回の表現ポイント
●背景は、下はピンクと水色の市松模様になっています。
真ん中は、桜の絵が入った黄色い屏風です。
そして、からくり的が今回のタイトルになっているので、そこから発想を飛ばして、からくり的をダーツの的で表現しました(笑)
このダーツの的は、かなり大きめに描きました。
さらに、上のオレンジの部分は、和柄模様になっています。
こちらの和柄模様には、金色の模様がデザインされています。
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「からくり的」から発想を飛ばし、ダーツの的で表現し、全体をポップな色調で表現して描きました。
今回は、歌舞伎舞踊・『からくり的』を紹介しました😊
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
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