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絵師ひでまさです😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、僕が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、歌舞伎舞踊・『面かぶり』(めんかぶり)です。
今日の絵は、酒呑童子という鬼を斬った刀の精霊が、子供となって現れ、楽しく踊り出すという内容の舞踊です。
この刀の名前が『鬼切丸』(おにきりまる)といいます。
主役は、子供姿となった鬼切丸の精霊です。
歌舞伎では少年なんですが、今回は女の子で表現しました。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎舞踊
『面かぶり』
(めんかぶり)
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あらすじ
●長唄
●初演:明和4年(1767年)2月、江戸・市村座 ●作詞:沢井注蔵 ●作曲:錦屋総治 ●本名題:『童子戯面被』(どうじのたわむれ めんかぶり) |
酒呑童子を斬った名刀・鬼切丸(おにきりまる)が、童子化した踊り。
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大歌舞伎での上演が珍しい『面かぶり』は、中村鴈治郎が若柳流の振付で2018年・京都南座で演じた。
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名刀・鬼切丸の精霊が童子姿で現れ、子どもの遊びをとり入れた面白い振りで楽しませる。
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いたいけな幼子が遊んでいるように、難しい振りも自然に見せ、最後は馬の蹄に見立てた馬具を使って踊る。
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子供が遊ぶ様子、猿のお面でおどけたふり、花見の風景と、引っこ抜きを交えて、次々と踊っていく。
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長唄の歌詞も面白く、曲の調子やテンポの変化に合わせ、面をつけたり引抜きをしたり、次々と踊り分けていく様を見るだけでも愉快である。
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衣装メモ
●歌舞伎では少年なんですが、今回は女の子で表現しました。女の子の顔は現代風に描きました。
女の子となった鬼切丸の衣装は、薄いピンク色の着物です。
葉っぱの模様が付いています。
そして、少女の後ろにあるピンク色のリボンは、着物の帯です。
少女なので、帯の結び目をリボンで描いてみました。
そして、頭には大きな赤い花の飾りも付いています。
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右手にオレンジ色の扇子を持ち、足を伸ばして見得を斬っています。
女の子なので、足元は赤いサンダルを履いています。
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今回の表現ポイント
●背景は、青い鬼が手を伸ばしています。
この鬼は、酒呑童子(しゅてんどうじ)といいます。
鬼切丸が斬った鬼のボスです。
鬼からは、赤い炎がメラメラと燃えています。手を伸ばして、少女を捕まえようとしています。
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そして、紅葉が流れて散っています。
さらに、少女の背中から大きな刀が出ています。
これは、刀となった少女が、鬼と戦っているところを表現しました。
刀はキラキラと輝いています。
少女の周りもキラキラと輝いています。
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今回は、鬼の部分が少し時間がか掛かりました(笑)
思い切って、鬼は顔と手だけで表現しました。
怖いものとキラキラの輝きで、現代風の色彩を交えて表現して描きました。
今回は、歌舞伎舞踊・『面かぶり』を紹介しました😊
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
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