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絵師ひでまさです😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、私が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、『義経千本桜』です。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎狂言
『義経千本桜』
（よしつね せんぼんざくら）
静御前
あらすじ
場面は歌舞伎狂言・義経千本桜の四段目、『道行初音旅』（みちゆき はつねのたび）。
歌舞伎三大名作の一つ、｢義経千本桜｣。
この四段目の場面は、散る花の風情と春の香ぐわしい雰囲気の中に男雛・女雛のような男女の二人連れがゆく、華やかで哀愁の漂う演目となっている。
◇◇◇
静御前は都に留まっていたが、やはり義経のことが恋しくてたまらず、ついに都を後にして義経のもとへと行くことにした。
静御前
その義経が吉野にいるらしいとの噂を聞き、まだ木々の芽がほころぶ初春の時分、吉野に向い女ひとりで道を歩む。
一人吉野山へ向かう静御前
義経より預かった初音の鼓を打っていると、佐藤忠信が遅れてあらわれた。
忠信が義経より賜った鎧を出して敬うと、静はその上に義経の顔によそえて鼓を置いた。
この鎧を賜ったのも、兄継信の忠勤であると忠信は言い、話のついでに兄佐藤継信が屋島の戦いで能登守教経(のとのかみのりつね)と戦って討死したことを物語り、思わず涙する。
桜満開の吉野山に着く静御前
ふたたび歩む静と忠信主従は芦原峠を越え、吉野山の麓へと辿りついた。
義経千本桜
衣装メモ
この場面の主役は、静御前です。
静御前の衣装は、白い打掛です。
着物の上から、さらに羽織っています。
この打掛は、とても豪華な刺繍が施されています。
打掛には、オレンジ色・薄紫色・水色の扇が描かれています。
そして、カラフルな花やツルが伸びているところも描かれています。
衣装の袖先には、紫色の房が付いています。
頭には、銀色の髪飾りを付けています。
そして右手には、鼓を持って演じています。
静御前
今回の表現ポイント
背景は、吉野山です。
吉野山は、桜が満開です。
この桜は、歌舞伎の舞台の桜をそのまま描きました。
描き方は、まず下描きで、おおざっぱな形を作ります。
簡単な形が出来たら、今度はピンクを全体に塗ります。
ピンクを塗り終えたら、白のポスカで一つ一つ桜の花を描いていきます。
少し、気の遠くなる作業になるかもしれませんね(笑)😊
今回は、こういった場面を表現して描きました😊
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
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