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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。

 

 

そして、私が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌

 

 

 

 

今回ご紹介するのは、歌舞伎十八番・『毛抜』(けぬき)です。

 

演目名

 

歌舞伎十八番
毛抜
けぬき

 

歌舞伎十八番・毛抜

錦の前

 

 

あらすじ

 

二代目・市川團十郎が演じた『雷神不動北山桜』(なるかみふどう きたやまざくら)の三幕目〈小野春道館〉(おのはるみちやかた)が独立したもの。

 

 

 

七代目團十郎が制定した「歌舞伎十八番」の一つである。

 

 

 

◇◇◇

公家小野春道の息女である錦の前にしきのまえ)は、同じく公家の文屋豊秀に輿入れすることになっていた。

 

 

 

しかし、その錦の前に降りかかった災難とは、「髪の毛が逆立つ」という奇病であり、これにより婚儀が滞っていた。

 

 

奇病に苦しむ錦の前

奇病に苦しむ錦の前

 

文屋豊秀の家臣である粂寺弾正くめでらだんじょう)は、主の命により錦の前の様子を見に春道の館に来る。

 

 

 

そして髪の逆立つ様子を見て驚くが、のちに髭を抜こうとして毛抜きを使っていると、その毛抜きがなんとひとりでに立って動くではないか。

 

 

 

不審な動きをする毛抜きを拠り所に、弾正は髪の毛が逆立つというからくりを見破る。

 

 

奇病の正体は磁石だった

奇病の正体は磁石だった

 

それは、天井裏に仕掛けられた大きな磁石と、姫君の髪飾りを鉄で作って奇病を作り出し婚儀を妨げ、お家乗っ取りを企む小野家の家臣のしわざだった。

 

 

 

粂寺弾正はその家臣を討ち、刀を肩に悠々と引き上げる。

 

 

 

歌舞伎十八番・毛抜

歌舞伎十八番・毛抜

 

 

衣装メモ

 

錦の前の衣装は、赤い着物姿です。

 

銀色の髪飾りを付けて、紫色の病鉢巻きをしています。

 

 

そして、髪の毛が逆立っています。

 

 

 

錦の前

錦の前

 

は畳の上にある、座布団に座っています。

 

 

今回の表現ポイント

 

毛抜』は、錦の前という、お姫様が、髪の毛が逆立つという謎の奇病に掛かったお話です。

 

 

今回は、錦の前焦点を当てました。

 

そして、の髪の毛が逆立つ様子と、が奇病に怯えている様子を描いてみました。

 

 

 

背景は、館の中です。

様々な色や模様の布地が下がっています。

 

オレンジ色・青・薄緑の模様が、一つのカーテンのようになっています。

 

 

 

今回は、このような場面を表現して描きました😊

 

 

 

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨

 

 

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