歌舞伎絵

櫓のお七

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櫓のお七

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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。

 

そして、私が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌

 

今回ご紹介するのは、『櫓のお七』です。

最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊

演目名

歌舞伎舞踊
櫓のお七
(やぐらのおしち)

櫓のお七

お七

 

あらすじ

本名題、『松竹梅雪曙』(しょうちくばい ゆきのあけぼの)。

恋しい吉三を救うために、木戸を開かせようと櫓に上がって太鼓を打つ、人形振りが見どころの舞踊。

 

◇◇◇

まず幕が開くと、八百屋の裏手町木戸付近でのお七と、女中・お杉のやり取りがあって、みだりに太鼓を打つとお仕置きにあう事が知らされ、お杉は引込んでお七一人取り残される。

お七

お七

 

大雪の江戸本郷。八百屋久兵衛の娘のお七おしち)は、寺小姓の吉三郎と恋仲になる。

 

お七が恋焦がれる吉三郎は、宝剣天国紛失の咎により今宵中に刀が手に入らなければ、もはや切腹という窮地に追い込まれていた。

 

吉三郎に刀の在処を知らせたいとやってきたお七だったが、すでに夜更けを過ぎ、町木戸は堅く閉ざされていた。

 

お七は、火事の知らせの櫓太鼓をたたくことを決心する。

火事ではないのに火の見櫓の太鼓を打つことは重罪である。

櫓太鼓を叩くお七

櫓太鼓を叩くお七

 

お七は重罪を承知の上で、降りしきる雪の中、火の見櫓にのぼると渾身の力を込めて太鼓を打つのであった。

恋に燃えた美しい娘の悲哀を、文楽人形の動きをなぞる「人形振り」で表現した舞踊である。

必死に太鼓を叩く

必死に太鼓を叩く

 

黄八丈に黒襟、麻の葉の帯から引抜いて緋の段鹿の子で、髪振り乱す美しい娘に降りかかる雪。

 

闇の黒、雪の白、鹿の子の赤と、強烈な色の組合わせが、狂おしいお七の姿態を鮮明に印象づける。

歌舞伎舞踊・櫓のお七

歌舞伎舞踊・櫓のお七

 

衣装メモ

主役は、お七です。

八百屋お七」ともいわれています。

 

お七といえば、坂本冬美さんのヒット曲『夜桜お七』が特に有名ですね。

 

どちらのお七も、同じ主人公です。

お七の衣装は、赤と水色の着物から真っ赤な着物に引き抜かれています。

 

引抜きは、衣装の早変わりの一つです。

お七

お七

 

お七は、右手に太鼓をバチを持ち、櫓の上で太鼓を叩いています。

今回の表現ポイント

今日の背景は、夜です。

冬なので、大量の雪が降り積もっています。

 

火の見櫓を引き立たせるために、背景色を青色で表現しました。

 

 

 

 

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨

 

 

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