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絵師ひでまさです😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、僕が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、歌舞伎舞踊・『田舎巫女』(いなかみこ)です。
今日の絵は、若い巫女さんが踊る舞踊です。
主役は、梓巫女(あずさみこ)という女性です。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎舞踊
『田舎巫女』
(いなかみこ)
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あらすじ
●長唄。
●初演:1806年2月、江戸中村座 |
この曲の主人公は、梓巫女(あずさみこ)。
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梓巫女とは、かまどばらいの舞を舞って報酬を受け、弓を打って口寄せして、町や村を回って歩いていた人のことである。
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昔は決まった神社にいるのではなく、各地を渡り歩き舞を披露する巫女さんがいたという。
美しい梓巫女の神楽舞は、神事とはいえ大人気だった。
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この踊りは、片田舎に梓巫女が現れて踊り始める。
梓巫女は面をつけているが、田舎の巫女だからなのか、失敗してしまったり、おかしな様子がある。
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途中でおかめが出てきたり、最後には、狐になったり…。
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独特な扮装で、滑稽な振りが見せ物のかわいらしい踊りである。
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衣装メモ
●梓巫女は、現代風の女の子で表現しました。
梓巫女の衣装は、巫女さんの衣装になっています。白い衣装を羽織り、赤い袴姿です。
両側の袖の部分からは、赤に鳥居の模様の着物と水色の着物が見えています。
頭には黄色いお花と、水色のバラの髪飾りが付いています。
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梓巫女は右手に鈴、左手に扇子を持って踊っています。
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今回の表現ポイント
●背景は、神社の境内をイメージして描きました。
一番上の青紫色の幕は、神前幕(しんぜんまく)です。
三つ巴(みつどもえ)の紋が入っています。
そして、女の子の両脇にあるカラフルなものは、真榊(まさかき)という神具の一つです。
さらに、真ん中に銀色の満月のようなものと、雲が宙に浮いています。
これは、神鏡(しんきょう)といいます。
よく、神社の境内の中にある鏡ですね。
この神鏡は、神社の神様をイメージして描きました。
なので、飛んでいるんです(笑)
舞台全体が、神社の境内で統一しました。
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梓巫女が神社の境内の前で踊る場面を表現して描きました。
今回は、歌舞伎舞踊・『田舎巫女』を紹介しました😊
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
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