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絵師ひでまさです😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、僕が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、歌舞伎舞踊・『飴売』(あめうり)です。
今日の絵は、飴売りの女性の舞踊です。
主役は、飴売りの女性です。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎舞踊
『飴売』
(あめうり)
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あらすじ
●文政
●本名題:『花翫暦色所八景』(はなごよみ いろのしょわけ)。
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『飴売り』(常磐津)は、江戸時代男の飴屋が女装して売り歩いた姿を舞踊化した作品で、江戸時代以降、廃曲になっていたものを復曲振付上演、女姿の飴売りとして構成された。
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この飴売りのことを、《おまんが飴》と言い、飴を売る姿は江戸で評判を呼び、歌舞伎舞踊の所作事の題材になるなど流行した。
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天保の初め頃、江戸市中に女装した飴売りの男がいた。
おまんが飴売りの格好は、紅色の襦袢(じゅばん)の上に大きな角木瓜(かくもっこう)の五所紋がある黒木綿の紋付を羽織り、
萌黄色(もえぎいろ)の木綿帯を前に結び、臙脂色(えんじいろ)の前垂れ、黒塗りの笠、赤い鼻緒の草履を履いている。
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年齢は30代~40代の男だが、口紅を塗った女姿で、四谷鮫ヶ橋から来た元屋根職人という。
青紙を貼った籠に飴を詰めて商いをしていた。
そして、百文以上の買い物には唄や踊りを披露した。
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このおまんが飴売りは評判を呼び、子供から大人へ、やがては芸者の間にも伝播し、お座敷の芸として真似る者までいた。
やがて、天保10年(1839年)に浄瑠璃外題『花翫暦色所八景』(はなごよみ いろのしょわけ)で、4代目・中村歌右衛門がおまんの姿を演じ、その姿を歌川国芳や歌川国貞によって描かれ、大流行となった。
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この後、“おまん”の元には歌右衛門から仕着せが贈られ、その商売は益々繁盛したといわれている。
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衣装メモ
●飴売りの女性は、袖なしの薄いオレンジ系の羽織に、中は青色のストライプ模様の着物を着ています。
着物の襟元は黒です。
そして頭に、赤い紐が付いた水色の頭巾を被っています。
飴売りの女性は、街で飴を売り歩いています。
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今回の表現ポイント
●背景は、下にあるピンクのしましま模様は、お祭りの幕をイメージしました。
そして、タイトルが飴売りなので、背景一面は、たくさんのカラフルなキャンディーを描きました。
棒に付いた、渦巻き模様のペロペロキャンディー、紙に包まれたキャンディー、そして、三角形のドロップが舞台を彩っています。
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舞台全体が歌舞伎の原色ではなく、淡いパステルカラーで表現しました。ピンク・水色・黄色・黄緑を主に使いました。
今回は、歌舞伎舞踊・『飴売』を紹介しました😊
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
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