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絵師ひでまさです😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、私が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、「鷺娘」(さぎむすめ)です。
演目名
歌舞伎舞踊
『鷺娘』
(さぎむすめ)
あらすじ
宝暦12(1762)年4月、江戸の市村座で初演された変化舞踊の一つとして二世瀬川菊之丞が踊ったもの。
以来上演が絶えていたのを明治25年(1892)に九世市川團十郎が復活し、以後盛んに演じられるようになった。
◇◇◇
六変化舞踊『柳雛諸鳥囀』(やなぎにひな しょちょうのさえずり)のひとつ。
鷺娘は、鷺と人間の娘の両性具有の存在として描かれている。
雪がしんしんと降り続く、一面の銀世界。
川のほとりの柳の木のそばに、蛇の目傘をさした花嫁姿の娘がしょんぼりとたたずんでいる。
この娘、実は鷺の化身。
恋に悩む女の苦しい胸のうちを踊りはじめて、恨みの心を見せる。
やがて衣裳を引き抜いて友禅の振袖の華やかな姿に変わり、可憐に恋に揺れる娘心を踊る。
やがては、恋に迷った娘は白鷺となり、地獄の責めの苦しさに羽をはばたかせ苦悩する。
しかし、やがて遂げられぬ恋の妄執がよみがえり、地獄の責め苦にもだえ苦しむ。
降りしきる雪の中、鷺の姿となった娘は、苦しさに羽をはばたかせ、哀愁のうちに息絶える。
鷺の優美な姿をかりて、娘の恋心をしっかりと踊る。
衣装メモ
登場人物は、鷺娘一人です。
鷺娘の衣装は、ピンク色の着物から白い衣装に早変わりしています。
この白い衣装には、羽の模様が施されています。
体が反り返っていますね。
もう1枚目も、白い衣装です。
こちらは、雪の中でうずくまっています。鷺娘のクライマックスです。
今回は、2枚とも雪が舞っているところを描くのに時間が掛かりました。
もう、ひたすらポスカで描きました(笑)
顔の部分の雪は、銀色を使っています。
今回の表現ポイント
背景は、暗闇に雪がたくさん降っています。猛吹雪です。
実際は真っ暗な舞台なんですが、暗闇を青い色で表現しました。
今回は、これ歌舞伎舞踊の中でも、特に有名な舞踊を幻想的な表現で描きました。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
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