ご訪問ありがとうございます✨
絵師ひでまさです😊
本日もご覧いただきまして、ありがとうございます😊✨
今回ご紹介するのは、歌舞伎十八番『鳴神』(なるかみ)です。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎十八番
『鳴神』
(なるかみ)
あらすじ
本作は、二代目・市川團十郎が初演した、歌舞伎狂言・『雷神不動北山桜』(なるかみふどう きたやまざくら)が独立したもの。
以後、代々の團十郎に継承され、七代目・團十郎が制定した《歌舞伎十八番》の一つになった。
四幕目がこの『鳴神』(正式には、雷神不動北山桜・北山岩屋の場)である。
◇◇◇
世継ぎのない天皇からの依頼をうけて、鳴神上人(なるかみしょうにん)は戒壇建立を約束に皇子誕生の願をかけ、見事これを成就させる。
しかし当の天皇が戒壇建立の約束を反故にしたため、怒った上人は呪術を用いて、雨を降らす竜神を滝壷(志明院)に封印してしまう。
それからというもの、雨の降らぬ日が続き、やがて国中が旱魃に襲われ、民百姓は困りはててしまった。
そこで朝廷では女色をもって、上人の呪術を破ろうと、内裏一の美女・雲の絶間姫(くものたえまひめ)を上人の許に送り込む。
姫の色仕掛けにはさすがの上人も抗しきれず、思わずその身体に触れたが最後、とうとう戒律を犯し、さらには酒に酔いつぶれて眠ってしまう。
その隙を見計って、姫が滝壷に張ってある注連縄(しめなわ)を切ると封印が解け、竜神がそこから飛び出すと一天にわかにかき曇ってやがて豪雨となり、姫はその場を逃げ去る。
雨の音に飛び起きた上人はやっと騙されたことに気づき烈火のごとく怒り、髪は逆立ち着ている物は炎となって姫を逃さじと、その後を追いかける。
衣装メモ
今回は、雲の絶間姫に焦点を当てて描きました。
雲の絶間姫の衣装は、赤い振袖です。
赤い振袖には、扇や川が描かれています。
そして片袖を脱ぎ、水色の振袖に変わっています。
水色の振袖は、極楽鳥が描かれています。
極楽鳥とは、鳳凰のことです。
そして頭には、銀色の髪飾りをたくさん付けています。
絶間姫は、自分の黒い帯を引っ張って、踊っているところです。
今回のお姫様の衣装も、かなり時間がかかりました(笑)
今回の表現ポイント
背景は、岩場です。
その奥に、滝が流れています。
滝からは、しぶきがたくさん飛んでいます。
今回は、舞台の一部を切り取り、表現しました。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
この作品にご興味のある方、又はご購入を希望される方は
お問い合わせフォームよりお問い合わせください。
最近の記事