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絵師ひでまさです😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、私が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、歌舞伎舞踊・『阿国歌舞伎夢華』(おくにかぶき ゆめのはなやぎ)です。
今日の絵は、出雲の阿国(いずものおくに)という女性の歌舞伎舞踊劇です。
出雲の阿国(いずものおくに)とは、女性の名前で、歌舞伎の始祖と言われています。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです✴
演目名
歌舞伎舞踊
『阿国歌舞伎夢華』
(おくにかぶき ゆめのはなやぎ)
あらすじ
長い戦国の世が終わり、信長・秀吉による天下統一がなされた頃――。
都には、派手で奇抜な装いをして平和を謳歌する「かぶき者」とよばれる若者があふれ、あちこちで、熱狂的に踊り戯れる人々の姿が見られた。
そうした時代の風俗をいち早く取り入れて、「かぶき踊り」という新しい芸能を生み出した出雲の阿国(いずものおくに)。
歌舞伎の始祖とされる女性である。
阿国の経歴には、伝説化された部分が多く、美男のかぶき者、名古屋山三と恋仲だったという話もその一つ。
阿国が、鎮魂の思いをこめた「念仏踊り」を演じていると、今は亡き山三の亡霊が客席から現われ、「かぶき踊り」をともに踊って在りし日を回想するという、物語仕立ての絵巻や絵本も残されている。
『阿国歌舞伎夢華』は、そうした伝説や絵画をもとに、女歌舞伎一座の踊りや、阿国と山三の恋を描いた、華やかで夢幻的な構成の舞踊劇である。
平成十六年十二月、東京・歌舞伎座で初演された。
衣装メモ
主役は、出雲の阿国です。
その出雲の阿国が、衣装の早変わりをして踊る場面を描きました。
阿国の衣装は、青い打掛から赤、ピンク、白を基調にした派手な打掛に早変わりしています。
青い打掛には、金色の雲や草花が描かれています。この青い打掛は、袖が広がっていますね。
そして、早変わりをした打掛にも、たくさんの草花や金色の雲が描かれています。
そして肩袖から、黄色と緑色の市松模様で統一された袖無しの衣装も身に付けています。
この衣装には、家紋が描かれています。
手には赤い紐を持ち、踊っているところです。
今回の表現ポイント
背景は、湖と桜です。
普通だと、山の中に桜を持ってくることが多いんですが、今回は水色の湖の中に満開の桜が咲いています。
今回は、湖の水色と桜のピンクで、阿国の女性らしさを表現して描きました😊
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
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