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絵師ひでまさです😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、私が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、歌舞伎狂言・『花街模様薊色縫』(さともよう あざみのいろぬい)です。
演目名
歌舞伎狂言
『花街模様薊色縫』
(さともよう あざみのいろぬい)
あらすじ
通称、『十六夜清心』(いざよいせいしん)の名で知られている。
鎌倉極楽寺の僧・清心(せいしん)は、遊女十六夜(いざよい)との関係がバレて追放の身になる。
彼の子を宿した十六夜は、廓を抜けて追ってくる。将来を悲観した二人は、潔く大川へ身を投げた。
ところが十六夜は瀕死の状態で、通りかかった釣船に拾われる。船の主は白蓮(びゃくれん)という大金持ち。十六夜とは以前からの顔見知りだった。
一方、なまじ泳ぎのうまい清心も、結局は死に切れない。岸に上がった彼の耳には、船遊びの賑わいが、刺激的に響いてくる。
折しも通りかかった少年から、彼は発作的に金を奪おうとし、誤って少年を殺害。それまでの死に取り憑かれた熱病のような思いもふと冷める。
「しかし待てよ、十六夜の死も少年の死も、知っているのは自分だけ。いったん悪事を犯したからには、とことんワルになって人生を楽しく生き抜くのも一つの道ではあるまいか」
と、妙な悟りを得る清心。
こうした彼の極端な心変わりを見ていたのは、その宵の月ばかりであった。
白蓮に命を助けられた十六夜は、名前も《おさよ》と改め、そのまま彼の妾になった。が、清心の子まで妊った身には、彼をとうてい忘れようもない。
白蓮の許しを得て潔く尼になり、清心の死を弔うための、あてのない旅に出るのであった。
箱根山で無事子供を出産し、清心とも再会したおさよ。
今では鬼の薊(あざみ)の清吉という名の知れた盗賊になった清心。身も心もすっかりワルになった二人は、恩を受けた白蓮をユスリに来る。
ところが、その白蓮こそ、以前極楽寺から三千両の大金を奪った大泥棒だった。
悪党同士気心も知れ、身の上話を交わすうち、白蓮と清吉が実の兄弟であったことがわかる。
衣装メモ
今回は、十六夜に焦点を当てて描きました。
十六夜は、水色にストライプ柄の着物姿です。
この着物は、襟元が紫色になっています。
十六夜は、川に身を投げようとするところです。
今回の表現ポイント
今回の背景は、夜の風景です。
家や倉、松の木なども見えています。
そして空の色は、濃い青に満月が輝いています。
今回は、静な夜の場面を表現して描きました😊
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
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