ご訪問ありがとうございます✨
絵師ひでまさです😊
本日もご覧いただき、ありがとうございます😊✨
このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、僕が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、歌舞伎舞踊・『臥猫』(ふせねこ)です。
今日の絵は、オス猫とメス猫が戯れる様子を擬人化した歌舞伎舞踊です。
主役は、二匹の猫です。
オス猫は歌舞伎の姿、メス猫は現代風に描きました。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎舞踊
『臥猫』
(ふせねこ)
(※クリックすると画像が拡大します)
あらすじ
●長唄
●初演:1764年 ●作詞:不詳 ●作曲:鳥羽屋三右衛門 |
舞踏長唄 『臥猫(ふせねこ)』は別名「ねむり猫」と言われている舞踏作品である。
(※クリックすると画像が拡大します)
オス猫とメス猫の、ほのぼのとした戯れを擬人化して踊る。
(※クリックすると画像が拡大します)
(※クリックすると画像が拡大します)
現れた二匹の猫。
日向ぼっこをしながら、うたた寝をしているが、お染久松(おそめ ひさまつ)の形りで登場する。
(※クリックすると画像が拡大します)
舞台も屋根の上の物干し台という珍しい設定である。
蝶が飛び交い、目を覚ました二匹は蝶と戯れる。
(※クリックすると画像が拡大します)
やがて蝶との戯れが、二匹の猫の戯れに転じていく。
猫の戯れが若い男女の情愛の交歓に見えてきて、その辺りの変化の面白さといい、動きと長唄の調子がとても合っていて、ユーモラスで可愛い舞踏である。
(※クリックすると画像が拡大します)
(※クリックすると画像が拡大します)
第二景は気分がガラリと変わり秋の場面で、ますます猫らしい、どこかおどけたコミカルな振りになる。
(※クリックすると画像が拡大します)
猫のやわらかな動きからにじみ出る面白さと、何とも言えない男女の微笑ましい情愛の舞踊である。
(※クリックすると画像が拡大します)
衣装メモ
●主役である二匹の猫は、頭に猫の耳が付いています。
そして、オス猫・メス猫共に同じデザインの着物を着ています。この着物は、三毛猫をイメージした着物になっています。
薄い黄色に、黒・オレンジの丸い模様がデザインされています。
(※クリックすると画像が拡大します)
(※クリックすると画像が拡大します)
手は猫のポーズになっています。
二匹の猫は、屋根の上で遊んでいます。
(※クリックすると画像が拡大します)
今回の表現ポイント
●背景は、蝶々です。
二匹が蝶と戯れる内容なので、たくさんのアゲハチョウを描きました。
そして、カラフルで大きなアゲハチョウが二匹飛んでいます。
これは、蝶の羽をステンドグラス風に描きたかったのでこのような表現にしました(笑)
そして、蝶の周りに唐草模様やキラキラが光っています。
さらに、猫の足跡も見えています。
これは、猫が蝶と戯れている様子を表現しました。
(※クリックすると画像が拡大します)
今回は、衣装がとてもシンプルだったので、いつもに比べて割と楽でした。
大きい蝶々が時間掛かりました(笑)
特に蝶々の色に苦労しましたね(笑)
二匹の猫が、蝶々と戯れ遊んでいるところを、可愛らしい表現で描きました。
今回は、歌舞伎舞踊・『臥猫』を紹介しました😊
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
この作品にご興味のある方、又はご購入を希望される方は
お問い合わせフォームよりお問い合わせください。
最近の記事