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絵師ひでまさです😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、私が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、『秋色種』(あきのいろくさ)です。
今日の絵は、秋がテーマです。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎舞踊
『秋色種』
(あきのいろくさ)
あらすじ
長唄。
既に秋も深まって、吾妻の野辺には秋の草花が咲き誇って風情のある眺めになっている。
夏には軒端に葱草を吊るして月を眺めたり、冬には雪を愛で、鶯(うぐいす)が春を告げて啼いていた。
麻布辺にある屋敷の庭には、萩の花が咲き誇っている。
そんな趣ある秋の風情を眺めながら、物思いにふける一人の女性。
軒端の向こうに見える庭には、盛りの萩を始め葛、尾花、女郎花が咲いている。
その情趣を楽しむ女性は、他の女性たちと共に、秋の夜長を過ごす枕辺に聞こえる松虫など、虫たちの声に耳を傾ける。
女性は、趣ある秋の風情を眺めながら、物思いにふけっていたが、虫の声にふと、楚の襄王(そのじょうおう)が夢の中で巫山(ふざん)の女神と契った故事を思い出し、自らの恋に重ね合わせる。
恋人へ思いを馳せた女性は、今も昔も変わらぬ四季折々の楽しみを思い、舞い納めるのであった。
美しい秋の情景を歌った長唄の名曲と、季節感あふれる舞踊である。
衣装メモ
今回の主役は、一人の女性です。
特に、決まった役名はありません。
女性の衣装は、真っ黒な着物を着ています。
黒い着物には、金色の模様が少し入っています。
そして、オレンジ色の帯を締めています。
頭には、金色の櫛(くし)を付け、踊っているところです。
今回の表現ポイント
背景は、『秋色種』というタイトルのとおり、秋の草花です。
たくさんの秋の草花が、舞台背景全体に描かれています。
そして、空が水色なので、とても明るい色彩になっています。
今回は、こういった場面を表現して描きました😊
全体的にシンプルですが、キレイに描けて良かったです😌
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
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