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絵師ひでまさです😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、私が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、歌舞伎舞踊・『男女道成寺』(めおとどうじょうじ)です。
今日の絵は、和歌山県にある、道成寺(どうじょうじ)が舞台です。
花子(はなこ)という女性と、左近(さこん)という男性が主役です。
この二人が蛇となり、寺の釣り鐘に巻き付いているところです。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎舞踊
『男女道成寺』
(めおと どうじょうじ)
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あらすじ
常磐津・長唄。
●天保11年(1840)11月、江戸・市村座で初演。
●本名題:『道成寺二人鐘入』(どうじょうじ またもかねいり)
「京鹿子娘道成寺」(きょうがのこ むすめどうじょうじ)を同じ扮装の二人が踊る。白拍子花子が、実は狂言師左近であることを所化に見破られ、舞を所望される筋立て。
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◇◇◇
かつて恋に狂った清姫が焼き尽くした釣鐘の再興をすることになり、鐘供養が行われる道成寺に、美しい白拍子の花子(はなこ)と桜子(さくらこ)が現れる。
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鳥帽子をつけて舞い始める二人だが、桜子の烏帽子が落ち、実は左近(さこん)という男性の狂言師であることがわかる。
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所化たちは、それならばなおのこと舞を続けるよう所望する。
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華やかな踊りを披露するうちに、形相がみるみる変わり、鐘の中に飛び込む左近と花子。
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実は、二人は叶わぬ恋の恨みから熊野詣の僧・安珍を焼き殺した清姫(きよひめ)の亡霊だったのであった。
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そして、花子が一人踊るところへ左近が加わり、恋仲の男女の様子を艶やかに描く。
長唄と常磐津の掛け合いの演奏で踊る華やかな舞踊である。
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衣装メモ
花子の衣装は、薄紫色の打掛から、早変わりで蛇をイメージした、銀色と白の鹿の子(かのこ)模様の着物です。
そして紫色の打掛には、黄色い桜の花がデザインされています。帯は青色です。
頭には、黄色い髪飾りを付けています。
花子は蛇となり、釣り鐘の上で見得を切っています。
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一方、左近は、金色と黒の鹿の子(かのこ)模様の着物です。
こちらの衣装も、蛇をイメージしたデザインになっています。
左近も花子と同様に、踊りながら見得を切っています。
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今回の表現ポイント
背景は、桜満開の道成寺です。
桜の向こう側には、海や山も見えています。
そして、お寺の舞踊なので、仏壇で使う鈴(りん)を描きました。
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道成寺の中でも、男女が一緒に踊るという珍しい舞踊を、色鮮やかに表現しました。
今回は、歌舞伎舞踊・『男女道成寺』を紹介しました😊
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
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