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絵師ひでまさです😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、私が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、歌舞伎狂言・国性爺合戦(こくせんやかっせん)の三段目、『獅子ヶ城』です。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎狂言・国性爺合戦より
『獅子ヶ城』
(ししがじょう)
あらすじ
歌舞伎狂言・国性爺合戦(こくせんやかっせん)の一つ。
今日歌舞伎で演じられるのは、主として三段目の獅子ヶ城の一部分である。
題材は、明末の鄭成功が日本に援助を請うた史実に基づいている。
丸本の「国性爺合戦」の角書に「父は唐土、母は日本」とあるように、父は明国から亡命して九州平戸に住んでいた鄭芝龍、母は平戸の田川氏の娘。
清のため亡ぼされた明朝を回復しようと、中国に渡って抗戦を続けるが、志を遂げず、台湾で寛文九年(1667)病没した国性爺、和藤内(わとうない)が主人公である。
国性爺は、国王明帝の姓を賜わった名将(爺は老大家の意で歴戦の武将の尊称)の義。
和藤内は和唐内の洒落で、日本にも中国にも較べる人物もない、世界一の武将と言う意味がある。
◇◇◇
獅子ヶ城の門前で和藤内(わとうない)と合流した父老一官(ろういっかん)は、娘の錦祥女と再会を果たす。
しかし、錦祥女は夫である甘輝(かんき)が韃靼王(だったんおう)に呼び出され留守なので、城内に入れるわけにはいかないと言う。
そこで、女人の母のみ手に縄をかけさせて城内にいれ、甘輝の帰りを待つことにする。
錦祥女は夫を、腹違いの弟である和藤内に味方するよう説得できれば白粉を、できなければ紅を溶き、川に流して合図にすると約束する。
荒事味溢れる和藤内の豪快さと、人間の情愛、そして中国を舞台とする壮大さを堪能できる、近松門左衛門の名作。
衣装メモ
歌舞伎なんですが、錦祥女の衣装は中国風になっています。とても豪華な衣装になっています。
赤・ピンク・青を基調とした、唐装束です。
頭には、金色の鳳凰を形取った冠を被っています。
そして、手には唐団扇(とううちわ)と呼ばれるものを持っています。
今回の表現ポイント
全体的に、色彩が中国風になっています。
これまで紹介した絵と比べると、かなり派手です(笑)
背景は、獅子ヶ城です。
上に青い看板で『獅子ヶ城』の文字が見えていますね。
そして、お城の扉には、牡丹の花が描かれています。
錦祥女は、お城の上で演じているところです。
今回は、このような場面を表現して描きました😊
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
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