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絵師ひでまさです😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、僕が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、歌舞伎舞踊・『梅の春』(うめのはる)です。
今日の絵は、春の訪れを祝う舞踊です。
登場人物は女性一人なんですが、特に役名はありません。
縁起の良い、明るい舞踊です。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎舞踊
『梅の春』
(うめのはる)
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あらすじ
清元。
江戸時代以降、「お花見」といえば桜の花を見ることをさすが、奈良時代における「花」とは、梅のことをさすことが多かったという。
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梅は別名「春告草」と言われており、新しい年と春の訪れを告げるたいへんおめでたい花である。
こうしたことから、いにしえの時代より、梅は日本人にとって大切な花だったことがうかがえる。
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そんなおめでたい花がテーマになっている、清元の「梅の春」。
踊りのジャンルはもちろん「ご祝儀もの」である。
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この曲を作詞した長門長府藩藩主・毛利元義が、狂歌の判者に選ばれたその披露のために、自ら作ったのがこの「梅の春」だと伝えられている。
元義の領地である長門長府の風物、朝日山・下関の穏やかな海や、わかめ刈り の神事などに託して、元義の喜びが描かれている。
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曲調が変わると舞台は一変、隅田川の春景色に。
江戸の初春の風物詩が、矢継ぎ早に踊られて行く。
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隅田川沿いの名所各所が、読み込まれた歌詞になっている。
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厳しい冬を乗りこえて迎える春。
暖かく穏やかな風が感じられるようになると、心が晴れやかになっていく。
判者となった元義の心境は、まさに「春」そのものだったのであろう。
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衣装メモ
●主役の女性は、赤い着物を着ています。
着物には梅の花が描かれています。ピンク・水色・黄色・紫の梅の花です。
川や格子模様がところどころにデザインされています。帯は青色です。
そして右手に梅の花、左手に扇を持っています。
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今回の表現ポイント
●背景は、タイトルの『梅の春』をそのままイメージした構図にしました。
たくさんの赤とピンクの梅の花が舞っています。
そして紐が付いた、梅の花の飾りが左上と右下にあります。
さらに、青い円形に『春』の文字が見えています。
春の文字からは、梅の花が咲いています。
これは、春の訪れをイメージして描きました。
円形の左下には、梅の花の他に、松も見えています。
いつもだと、こういった円形のものは、絵の中央に描くんですが、今回は少しずらして描きました。
さらに背景全体に、黄色いゼブラ柄を描きました。
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今回はどちらかというと、割と描きやすい内容でした(笑)
縁起の良い春の訪れを、梅の花が咲き誇る表現てま描きました。
今回は、歌舞伎舞踊・『梅の春』を紹介しました😊
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
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