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絵師ひでまさです😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、僕が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、歌舞伎舞踊・『松島』(まつしま)です。
今日の絵は、宮城県の『松島』が舞台のお祝いの舞踊です。
扇子を手にして踊る女性が登場します。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎舞踊
『松島』
(まつしま)
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あらすじ
常磐津。
●明治17年7月初演。 ●作詞:河竹黙阿弥 ●作曲:七世小文字太夫、六世岸澤式佐の共作 ●本名題:『岸漣漪常磐松島』(きしの さざなみ ときわの まつしま)。 |
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明治17年(1884年)7月、分裂していた常磐津家元・文字太夫家と、三味線方・岸澤家の和解に際して作曲され、当時売れっ子だった河竹黙阿弥に作詞を依頼した、和解記念の作品。
作曲は7代目 小文字太夫(常磐津林中)と6代目岸澤式佐の共作。
記念作品の題材に東北の名所が選ばれたのは、7代目 小文字太夫が東北の岩手県盛岡市の出身だったからである。
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いかにも明治時代の作曲らしくまとまりがよく、ご祝儀舞踊として金屏風の前で扇を持っての素踊りで舞われることが多い。
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◇◇◇
日本三景の一つに数えられる松島。その四季の美しさを歌った曲である。
桜が咲き誇る春の情景から、夏の海辺の明るさ、山々を色鮮やかに彩る秋の紅葉、そして白一色に雪化粧した冬景色まで、松島の変化に富んだ四季の美しさを讃える。
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そして、つねに鮮やかな緑を保ち続ける松の姿になぞらえて、変わることのない人の心の大切さをうたい上げる。
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曲は途中から威勢のよい舟歌に変わる。踊り手は軽快なテンポの中で生き生きと舞い、幕となる。
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衣装メモ
●女性の衣装は、濃い青色の着物です。
着物には、様々な模様が入っています。
銀色の桜と波、そして金色の雲が描かれています。一部分には黄色い桜も描かれています。様々な模様が入っています。
女性の頭には、ピンク色の髪飾りが輝いています。
そして、女性が持つ黄色い扇には、松が描かれています。
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今回の表現ポイント
●背景は、お祝い一色で表現しました。
まず、舞台の下から上に向かって、長い階段とレッドカーペットが続いています。
このレッドカーペットは、新しいスタートをイメージして描きました。
そして、カラフルな風船や赤と黄色のリボンでお祝いを表現しました。
さらに、上と下にピンク色の幕も描きました。
風船の周りには、カラフルな紙吹雪が舞っています。
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東北・松島を、お祝いの舞踊で、明るい未来を表現して描きました。
今回は、歌舞伎舞踊・『松島』を紹介しました😊
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