ご訪問ありがとうございます✨
絵師ひでまさです😊
本日もご覧いただき、ありがとうございます😊✨
このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、私が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、歌舞伎舞踊・『朝顔売り』(あさがおうり)です。
今日の絵は、朝顔売りの若い女の子が主役です。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎舞踊
『朝顔売り』
(あさがおうり)
(※クリックすると画像が拡大します)
あらすじ
長唄・常磐津。
●初演:天保13年6月江戸・河原崎座
●本名題:『彩桔梗花帷』(やえぎきょう ちぐさのはなぎぬ)
◇◇◇
朝顔売りの娘が、花魁(おいらん)の真似や、三人吉三(さんにんきちさ)に変身するなど、とても難易度の高い踊りである。
(※クリックすると画像が拡大します)
朝顔は古く中国から薬用として伝来し、平安時代に鑑賞用として栽培されるようになったと言われている。
一般に広まったのは江戸時代からで、品種改良が進み、飛躍的に種類が増え、とりどりの色や形が楽しめるようになった。
(※クリックすると画像が拡大します)
かつては天秤棒(てんびんぼう)で荷を担いで品物を売る商いがあり、常磐津『朝顔売り』もそうした風俗を映している。
(※クリックすると画像が拡大します)
「朝顔や朝顔」と呼び声をかけて娘が売り歩く様に始まり、朝顔の露を含んだ風情を、さまざまな年齢、境遇の女性に見立てて踊る。
(※クリックすると画像が拡大します)
たとえば紅色の朝顔は世慣れていない娘、薄い水色は夫を亡くした若い女性、白は尼僧といった具合。
(※クリックすると画像が拡大します)
そして、一人の女性の人生、少女期からやがて恋を知り、人の妻となり、男の浮気性と女心の切なさを紡ぎつつ、『三人吉三』(さんにんきちさ)の場面に移行して幕となる。
(※クリックすると画像が拡大します)
衣装メモ
今回の主役である、朝顔売りの女の子は、顔とヘアスタイルだけが現代風です(笑)
女の子の衣装は、赤紫色のストライプ柄の着物です。襟元は黒です。
銀色の花が描かれた青い帯に、白い手拭いを下げています。
茶髪に片結びのヘアスタイルに、赤い朝顔、かんざし、髪を結っているピンクのリボンを付けています。
そして、赤い鼻緒の草履を履いています。
女の子は、天秤棒(てんびんぼう)を担いで、いろんな色の朝顔を売っています。
(※クリックすると画像が拡大します)
女の子が、とても楽しそうに朝顔を売り歩いていますね。
今回の表現ポイント
背景は、青い朝顔がたくさん咲いています。
たくさん咲き乱れている青い朝顔が、舞台全体を彩っています。
そして、女の子が街で朝顔を売っている場面なので、東京の《原宿駅》を描きました。
さらに、駅の上には、鳩が飛んでいます。
女の子の周りは、キラキラと輝いています。
(※クリックすると画像が拡大します)
一人の女の子が、原宿駅の前で楽しそうに朝顔を売り歩く場面をイメージして描きました。
今回は、歌舞伎舞踊・『朝顔売り』を紹介しました😊
こちらの記事も現代風の女の子です😊✨
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
この作品にご興味のある方、又はご購入を希望される方は
お問い合わせフォームよりお問い合わせください。
最近の記事