ご訪問ありがとうございます✨
絵師ひでまさです😊
本日もご覧いただき、ありがとうございます😊✨
このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、私が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、歌舞伎舞踊・『晴天の鶴』(せいてんのつる)です。
今日の絵は、長唄(ながうた)から取材した舞踊です。
お祝いなど、縁起が良い時に演じられる舞踊です。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎舞踊
『晴天の鶴』
(せいてんのつる)
あらすじ
長唄。
ご祝儀の雰囲気で、お目出度い曲。
宮中の皆で祝賀の舞をしていると、一羽の「鶴 」が舞い降り、平安の世を壽(ことほ)いで舞い始める。
鶴は、古くは「たず」と呼ばれ、平安時代以降に「鶴」と呼ばれるようになった。
古来より、「鶴は千年」といわれ、「長寿を象徴する吉祥の鳥」といわれている。
また夫婦仲が大変良く、一生を連れ添うことから、「夫婦鶴=めおとづる」といわれて「仲良きことの象徴」の鳥として人々から親しまれている。
また、鳴き声が共鳴して遠方まで届くことから、「天に届く=天上界に通ずる鳥」といわれるなど、民衆の間に「めでたい鳥」として尊ばれてきた。
そして、長寿の願いを込めて、折紙で鶴を折り、千羽鶴にする習慣は、室町時代に始まった。
江戸時代には病気回復や必勝祈願など、現在のようにさまざまな願い事をするために千羽鶴を作るようになったといわれている。
衣装メモ
主役は、鶴の化身です。
鶴の化身の衣装は、白地にピンク色の羽をイメージしたデザインになっています。
衣装全体が、羽の模様です。
鶴が羽を広げているところです。
頭は実際の鶴と同じく、赤い頭になっています。
鶴の化身は、右手に扇を持って踊っています。
今回の表現ポイント
背景は、元旦をイメージしたものを描きました。
晴天の初日の出に二羽の夫婦鶴、金色の雲や松など縁起の良いものになっています。
まず、背景全体が、青空をイメージした空なのなっています。
青空の色は、水色ではなく、普通の青色で表現しました。
青空の向こう側には、初日の出が上がっています。
そして、金色の和柄の雲が流れ、どこからともなく二羽の鶴が仲良く向かい合って飛んでいます。
両サイドには、緑色の松の木を描きました。
そして、松の木の下にも、水色の雲が流れています。
今回は、初日の出が上がる晴天の前で、女性の姿になった鶴が、舞を舞っている場面を表現して描きました😊
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
この作品にご興味のある方、又はご購入を希望される方は
お問い合わせフォームよりお問い合わせください。
最近の記事