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絵師ひでまさです😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、僕が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、歌舞伎舞踊・『新鹿の子』(しん かのこ)です。
今日の絵は、笠を手にして踊る少女の舞踊です。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎舞踊
『新鹿の子』
(しん かのこ)
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あらすじ
長唄。
この曲は、一部分「屋敷娘」(やしきむすめ)や「京鹿子娘道成寺」(きょうがのこ むすめどうじょうじ)など代表的な娘踊りの曲を採り入れている。
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満開に咲き乱れる桜の野山を背景に、恥じらいながらも恋に憧れる美しい娘の心情を詠った曲である。
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一部、娘道成寺と同じ振りをするが、道成寺のように蛇になったりせず、女の子が桜を見ながらお散歩をし、まだ経験したことのない恋に憧れの気持ちを抱いて妄想したりする。
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娘道成寺で、二本の指をもう一方の手で包んで恋人ということを表現して踊る振りがあるが、新鹿の子では、まだ本当に愛しい人がいるわけではないので一本になる。
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『娘道成寺』の要所を取り入れており、特に毬をつく仕草の「毬唄」や、華やかな七枚笠を用いて踊る「梅とさんさん桜」の部分は見どころである。
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衣装メモ
●少女の衣装は、上半身が水色の振袖から、赤い振袖に早変わりしたところです。
水色の振袖には、ピンク色の桜の花とオレンジ色の雲が描かれています。
赤い振袖には、銀色の桜の花びらが描かれています。
帯は黒で丸に金銀の図柄がデザインされています。
両手には、赤い三段笠を持っています。
そして頭にも赤い笠を被っています。
頭の笠と両手の笠の数が合計で7枚なので、七枚笠ともいわれています。
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今回の表現ポイント
●背景は、満開の桜です。
桜は横に広がっているイメージで、水平に描きました。
さらに、川の向こう側にある建物は、フランス・パリの凱旋門(がいせんもん)です(笑)
歌舞伎の背景に、パリの凱旋門は不思議な感じがしますが、面白そうなので描きました(笑)
そして凱旋門の周りも、満開の桜で覆われています。
凱旋門は、青色の中にそびえ立っています。
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歌舞伎舞踊の背景にある桜の中に、パリの凱旋門を描き、新しい表現で描きました。
今回は、歌舞伎舞踊・『新鹿の子』を紹介しました😊
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