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絵師ひでまさです😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、私が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、歌舞伎舞踊・『大原女・国入奴』（おはらめ・くにいりやっこ）です。
今日の絵は、大原女（おはらめ）と呼ばれる若い女性と、毛槍を振る奴（やっこ）の舞踊です。
通常大原女は、おかめのお面を付けて演じられますが、今回は若い今風の女の子で表現しました。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎舞踊
『大原女・国入奴』
（おはらめ・くにいりやっこ）
大原女と奴
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あらすじ
長唄。二世瀬川如皐(じょこう)作詞。九世杵屋六左衛門作曲。
文化７年（１８１０）、江戸中村座初演。
本名題、『奉掛色浮世図画』(かけたてまつる いろのうきよえ)。
おかめの面をかぶり、小原女の姿でおかしみの踊り。引抜きで奴姿になり「国入奴」を踊るのがきまりとなっている。別名を「黒木売｣ともいわれる。
大原女の女の子
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短い一曲と内に、異質な男女を変わる至難さがあり、変化物の凝縮版とような趣がある。
前半は大原女・後半は奴
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◇◇◇
京都の町へ薪を売りに出て来た大原女の可憐な姿から一転、奴姿となって軽快でリズム感溢れる踊りを見せる、長唄の舞踊である。
大原女と奴
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大原女（おはらめ）は、黒木と言われる薪を頭部に載せて、大原の里から京の町に売り歩く女行商人である。
大原女
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京都市内には、大原女の像がある。
恋する大原女は可憐な心を踊る。
お多福の面をつけ腰を振って、胸をキュンといわせて、自信満々に恋の話を踊る大原女。
恋心を踊る大原女
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〽️恋には八瀬の里育ち｣
からのクドキの滑稽さ、
〽️とかく思う様になア｣
から踊り地になり、｢虫づくし｣で綾竹を持っての軽妙な振りとなる。
その後、一瞬にして大原女から引き抜いて奴（やっこ）に変わる。
奴
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参勤交代で江戸に出府していた君主が、国元に帰ってきた。
行列の先頭で力強く踊る奴。
〽️だめなことばし言わしゃるな｣
での手踊りとなる。
踊る大原女と奴
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おかめの面をつけ、鄙びた中にも色っぽい女心をのぞかせて愛嬌たっぷりに踊る大原女の前半と、
毛槍（けやり）を振ってお国入りの勇ましさを見せる奴の後半、それぞれの魅力を存分に楽しめる歌舞伎舞踊である。
大原女・国入奴
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衣装メモ
主役である、大原女の女の子の衣装は、黒の珍しい衣装です。肩の部分に銀色の模様が描かれています。
上は黒一色、下は青いエプロンのようなものを付けています。
この青い衣装には、イチョウや花の図柄が描かれています。
赤い襷（たすき）を肩から下げ、帯は水色と紫色のストライプ柄になっています。
今回、主役の衣装が黒なので、大原女の髪の毛の色は、今風に茶髪にしました(笑)
そして頭には、おかめのお面を付けています。
大原女の女の子は、左手に黒木を持ち、踊っているところです。
大原女
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一方、大原女の後ろにいるのが、奴です。赤い隈取りをしています。
奴とは、奴凧（やっこだこ）の奴のことです。
奴
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赤い衣装には、ピンク・水色・紫から巴（ともえ）の紋が描かれています。
手には、毛槍（けやり）と呼ばれる物を持ち、意気揚々と行列の先頭を勤めています。
大原女と奴
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今回の表現ポイント
背景は、下に湖、上に秋の山です。夕方をイメージして描きました。
山は黄色い色に、オレンジ色の紅葉が色付き始めています。
ピンク色の空には、カラスが飛んでいます。
そして、大きな牛が米俵を乗せて歩いています。
この大きな牛は、赤と白の綱を付け、赤い紐と黄色い房を付けています。
大原女・国入奴
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大原女と奴の二役を一枚の紙に描き、全体を秋色で表現しました。
今回は、歌舞伎舞踊・『大原女・国入奴』を紹介しました😊
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
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