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絵師ひでまさです😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、僕が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、歌舞伎舞踊・『團十郎娘』(だんじゅうろうむすめ)です。
今日の絵は、小さい子供二人が楽しく踊る舞踊です。
小さい子供だけの舞踊を描くのは、今回が初めてですね(笑)
登場人物は、商家の女の子(お嬢さん)と、丁稚(でっち)の男の子です。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎舞踊
『團十郎娘』
(だんじゅうろうむすめ)
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あらすじ
●初演:昭和25年
●作詞:邦枝完二 ●作曲:宮川寿朗 |
歌舞伎が大好きで、團十郎にゾッコンの商家のお嬢さんが、歌舞伎を見に出掛けたきりなかなか戻らない。
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そこで、旦那(父親)が丁稚(でっち※商家に年季奉公する幼少の者)に迎えに行かせる。
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丁稚は團十郎の歌舞伎を観てうっとりとしながらブ~ラブ~ラ帰るお嬢さんを見つけて、
「早く家に帰らないと旦那様に怒られます」と言い連れて帰ろうとする。
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一方、お嬢さんの方は、團十郎にのぼせて、助六の振りの真似をして見栄を切ったり、傘を振り回してみたりで、一向に帰ろうとしない。
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そのうち、丁稚も巻き込んで、立ち回りや花魁の真似事を繰り広げて、
「おっと お待ちゃれ~」
「助六さん、その鉢巻はエ~」
などとやり取りを繰り広げる。
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丁稚が草履をツケ打ちの木に見立ててバシバシっと叩いて「成田屋ァ!」と声をかけたりする。
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そして最後は2人で家路に向かう。
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衣装メモ
●女の子は、白地の着物です。着物には、ピンク・オレンジ・青・黄緑でデザインされた、三升(みます)の紋が入っています。
この紋は、團十郎さんの定紋です。
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左手には、緑色の蛇の目傘を持っています。
頭には、助六を真似た紫色の鉢巻きを付けています。
●丁稚の男の子は、黄色い着物に薄紫色の格子模様がデザインされた衣装です。
茶色いエプロンのようなものを付けています。
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二人は遊びながら踊っています。
今回の表現ポイント
●背景は、水色の部分は川です。
そして上半分は、市川海老蔵さんです。
ちょうど、暫(しばらく)の舞台を演じているところです。
肩には、紫や水色の仁王襷(におうだすき)、頭には車鬢(くるまびん)や力紙(ちからがみ)を付けています。
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近々、海老蔵さんが『十三代・市川團十郎白猿』を襲名します。
そこで、まだ襲名はしていないんですが、團十郎を襲名した海老蔵さんをイメージして描きました(笑)
そして桜の花びらも舞っています。
さらに、女の子と男の子が帰る道を、猫の足跡で表現しました(笑)
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今回は、海老蔵さんの部分がかなり時間が掛かりましたね(笑)
下の子供二人は、割とスムーズに進めました。
ただ、いつも描いている大人の女性と違い、子供の体系には特に注意して描きました。
小さな子供が、歌舞伎の真似事をして帰る場面を可愛らしく表現して描きました。
今回は、歌舞伎舞踊・『團十郎娘』を紹介しました😊
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
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