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絵師ひでまさです😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、僕が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、歌舞伎舞踊・『卯の花』(うのはな)です。
今日の絵は、縁起の良い舞踊です。
登場人物は、女性一人です。
これといった役名はありません。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎舞踊
『卯の花』
(うのはな)
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あらすじ
●清元
●初演:1831年(天保2年)春 ●作詞:不明(瀬川如皐とも) ●作曲:二世清元延寿太夫の妻・いそ(磯女) ●本名題:『賑民寿万歳』(にぎわうたみ ことぶきまんざい) |
◇◇◇
「卯の花」というと「おから」をイメージしてしまうが、これは植物の「卯の花」。
正式には「ウツギ」と言う。
本州四国九州に広く分布し、春には白く可憐な花を咲かせる。
花は「ウツギ」の頭文字をとって「卯の花」と呼ばれるようになり、旧暦の4月を「卯月(うづき)」と呼ぶのは「卯の花が咲く季節」からきているとも言われている。
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清元、「卯の花」は卯年の初春に発表された歳旦浄瑠璃で、江戸情緒あふれる深川、向島界隈の四季の風物を詠み込んでいる。
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卯の花を雪に見立てて「兎」をつくる、という可愛らしい洒落た歌詞に始まり、江戸っ子が高値を競う初松魚(はつがつお)を来るか来るかと待つ姿。
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深川の遊離風情に転じて夏を語り、「千種の花が」で秋の風景を、冬に向かう向島の景色や年の瀬の賑わいから初春までを唄っている。
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陽気で軽妙な曲趣だが、「ご祝儀もの」として素踊りで品よく踊られることが多い。
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衣装メモ
●女性の衣装は、水色の打掛です。打掛には、銀色の波の模様がデザインされています。
片袖は赤い着物に変わっています。そして、金銀の亀甲模様がデザインされた黒い帯を締めています。
女性の頭には、ピンクの花の髪飾りが輝いています。
そして右手に扇を持って踊っています。
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今回の表現ポイント
●背景は、一面オレンジ色にしました。
まず、一番上にある木の枝は、卯の花です。
白い卯の花がたくさん咲いています。そして、足元にまで卯の花の枝が伸びてます。
たくさんの星も輝いています。
さらに女性の真後ろには、満月が見えています。
今回は、満月を紫色の雲で覆うように描きました。
その満月の中では、2匹のウサギが楽しそうに、お餅をついています。
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ウサギの餅つきは、僕も楽しんで描けました。
白い卯の花と満月で、優雅な場面を表現して描きました。
今回は、歌舞伎舞踊・『卯の花』を紹介しました😊
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
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