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絵師ひでまさです😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、僕が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、歌舞伎舞踊・『北州』(ほくしゅう)です。
今日の絵は、花魁(おいらん)で有名な吉原が舞台です。
吉原の四季の舞踊です。
絵の中では、吉原の遊女に焦点をあてました。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎舞踊
『北州』
(ほくしゅう)
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あらすじ
清元。
●文政元年開曲。 ●作詞:大田蜀山人 ●作曲:川口お直 ●振付:初世花柳寿輔 ●本名題:『北州千歳寿』(ほくしゅう せんねんのことぶき)。 |
『保名』(やすな)、『梅の春』と共に、清元三名曲の一つとされ、どの流派でも重く扱われている。
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「北州」とは、吉原の遊里のことで、江戸の北にあたるのでこう言った。
文化13年に焼失した吉原の復興がなったのを祝うべく、初世延寿太夫がちょうど古稀を迎えた蜀山人(しょくざんじん)に委嘱して、
吉原と清元の繁栄を願う歌詞を作らせ、これに元吉原の芸妓で、橋場の料亭「川口」の女将を勤めるお直が手付した祝儀曲である。
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内容は、正月から歳の市まで吉原の四季折々の年中行事を綴ったもの。
正月気分で「初登楼」するお客、松の位の太夫の花魁道中、桜に浮かれるぞめき客、
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お客を口説く遊女、八月一日の白無垢、新造、禿(かむろ)、廓(くるわ)の男衆、酉(とり)の市の人々、
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お供を連れた侍客、吉原通いの客を乗せる馬方、年の市の物売り、
手毬をついたり、羽根つきをする若い遊女など。
吉原の四季折々の年中行事をつづり、最後に「清元の寿延ぶる太夫殿」などと詠み込んである。
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20分程の曲中、遊客、太鼓持、馬子、太夫、新造など18人を踊り分け、しかも格調の高さを要求される難曲である。
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衣装メモ
●遊女の衣装は、ピンク色の着物を羽織っています。ピンク色の着物には、オレンジ色と紫色の花が描かれています。
そして、中に赤い着物を着ています。赤い着物には、銀色の格子模様がデザインされています。
裏地には、オレンジ色の紅葉が描かれています。
遊女は、黄緑色の前帯を結んでいます。前帯には、金色の模様が描かれています。
頭には、鼈甲櫛(べっこうくし)をさしています。
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今回の表現ポイント
●背景は、一面水色に塗りました。
そして、たくさんの女性の靴があります。
ヒール、サンダル、ブーツなどです。
これは、吉原の四季を女性の靴で表現しました。
さらに四季なので、靴の周りに、桜、ひまわり、紅葉、雪の華を描きました。
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吉原の四季を、女の子の靴で表現し、色鮮やかに描きました。
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ぜひご覧になってくださいね😊✨
今回は、歌舞伎舞踊・『北州』を紹介しました😊
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
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