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絵師ひでまさです😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、僕が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、歌舞伎舞踊・『元禄花見踊』(げんろく はなみおどり)です。
今回は、過去の作品を新しくリニューアルしたものになっています。
内容は、元禄時代の花見の様子を、舞踊化した作品になっています。
主役は、坂東玉三郎さん演じる、元禄の女性です。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎舞踊
『元禄花見踊』
(げんろく はなみおどり)
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あらすじ
●長唄 ●初演:明治11年、東京新富座 ●作詞:竹柴瓢助 ●作曲:三世・杵屋正次郎 ●振付:初世・花柳寿輔他 ●本名題:『元禄風花見踊』(げんろくふう はなみおどり) |
「元禄花見踊」は元禄時代を舞台に、武士、奴(やっこ)、若衆、遊女、町人などが、さまざまな風俗で集まり踊るという豪華な設定となっている。
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当時、花見は一家総出の一大イベントで、特に女性は花見に合わせて晴着を用意する者も多く、その派手さ、豪華さ、趣向さを競ったという。
◇◇◇
時は華やかな元禄の時代。
花見客で賑わう上野の山に、派手やかに着飾った一行がやって来た。
辺りは一層華やぐ。
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錦糸銀糸の小袖は及ばず、派手さを競った伊達模様、今最も流行している新奇な小袖模様と、老若男女が思い思いに装いたてて、いっそう美しさが増す。
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濃い紫の地に鹿の子絞りの六尺袖。 裾には八ツ橋を染め、遊女たちが踊る。
花見幕の隙間からは奥ゆかし、綾織の小袖も鮮やかに衣を目深に被ったご令嬢。
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花見とくれば酒盛り。 深編笠をかぶった侍が大杯を片手に酒をあおる。
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あちらでは供奴が、酔いにつれて踊っている。今宵は月の美しい夜。
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上野の山は花盛り。
いつ更けるともなく宴は続く。
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衣装メモ
●主役である、元禄の女性の衣装は、黒地の打掛から、白地に打掛に黒子によって引き抜かれているところです。
どちらの打掛も、ピンクと金色の市松模様の図柄が付いています。
結構、奇抜な衣装ですね(笑)
元禄の女性は、赤い紐を肩から下げて踊っています。
そして頭には、金色の飾りが付いています。
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今回の表現ポイント
●背景は、下段が滝と満開の桜です。
そして上段は、丸い音符です。
この丸い音符は、花見をしている元禄の人々が、輪になって踊っているところをイメージして描きました。
曲に合わせて、皆で賑やかに踊っているところです。
さらに、音符の両側にあるものは、五色幕(ごしきまく)です。
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よろしかったら、過去の絵と今回の絵を見比べてみてください(笑)
一番時間が掛かった部分は、元禄女性の衣装です。
市松模様の部分ですね 。
元禄の女性が、花見の見物客と踊り戯れているところを表現して描きました。
今回は、歌舞伎舞踊・『元禄花見踊』を紹介しました😊
今日も最後まで読んでいただき、 ありがとうございました😊✨
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