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絵師ひでまさです😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、僕が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、歌舞伎舞踊・『令和慶祝鶴寿千歳』(れいわけいしゅく かくじゅせんざい)です。
今日の絵は、雄鶴(おすづる)と雌鶴(めすづる)のお祝い舞踊です。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎舞踊
『令和慶祝 鶴寿千歳』
(れいわけいしゅく かくじゅせんざい)
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あらすじ
新しい時代を寿(ことほ)ぐ、箏曲(そうきょく)の舞踊。
天から舞い降りた庭の鶴が舞う。初春の幕開けにふさわしい格調高い筝曲の御祝儀舞踊。
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鶴寿千歳(かくじゅせんざい)とは、長く生きること。
また、《鶴は千年生きることができる》といわれているという事からきている。
甲州鵺峠の山中。
めでたい御代を寿いで宮中の者たちが舞い踊る。
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やがて大臣と女御(にょうご)が、番(つがい)の鶴である、雄鶴(おすづる)・雌鶴(めすづる)に姿を変え、萬歳楽(まんざいらく)を奏でて齢を君に奉る。
純白の小袖に、緋色の長袴。鶴の姿を連想させる平安朝の衣装が美しく、雅で清々しい趣の舞台。
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作品の外題は「鶴は千年の齢を保つ」という伝説によるもので、その長寿を祝福して二羽の鶴が目出度く舞い納める。
昭和天皇御即位の大礼を記念してつくられた、箏曲の舞踊。
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15分程の短い舞踊であるが、格調の高さとおめでたさが重視となる踊りである。
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衣装メモ
●雄鶴の衣装は、水色の束帯姿です。
水色の衣装には、格子模様がデザインされています。
そして、下は紫色の袴姿です。頭には、巻纓(けんえい)と呼ばれる冠を被っています。
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●雌鶴の衣装は、白の十二単を着ています。
白地の衣装には、青・ピンク・オレンジの円がところどころに描かれています。そして、水色とピンクの花が円形になった模様がデザインされています。この衣装の裏地は黄色です。
中には、薄ピンクの着物をまとっています。
頭には、平額(ひらびたい)と呼ばれる金色の飾りを付けています。
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二人とも、右手に扇を持っています。
今回の表現ポイント
●背景は、開いた扉と直進の道路が見えています。
これは、新年の幕開けをイメージして描きました。
白い扉を開けると、真っ直ぐな道があり、扉の向こう側は青空。
新しい、素敵な未来が待っているという、意味を込めて描きました。
さらに、扉の周りのピンクの部分には、松竹梅のお目出たい模様が新年を祝っています。
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新年の新しい幕開けを、現代風の明るい色彩で表現しました。
今回は、歌舞伎舞踊・『令和慶祝鶴寿千歳』を紹介しました😊
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
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