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絵師ひでまさです。😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、私が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、「京鹿子娘二人道成寺」です。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎舞踊
『京鹿子娘二人道成寺』
(きょうがのこ むすめ ににんどうじょうじ)
あらすじ
2006年(平成18年)2月歌舞伎座で上演され、歌舞伎の女方舞踊の最高峰『娘道成寺』の歴史に新たな一ページを加えた名舞台。
歌舞伎舞踊の大曲「娘道成寺」を、二人で踊る趣向の「二人道成寺」。
本作は、二人の花子が時には一体となり、時には陰と陽のように、あるいは姉妹のように踊るという、従来の「二人道成寺」を一新させる玉三郎の演出で大きな話題となった。
◇◇◇
紀州道成寺を舞台とした、安珍・清姫伝説の後日譚。
桜満開の道成寺。清姫(きよひめ)の化身だった大蛇に鐘を焼かれた道成寺は長らく女人禁制となっていた。
以来鐘がなかったが、ようやく鐘が奉納されることとなり、その供養が行われることになった。
そこに、花子という美しい女がやってきた。聞けば白拍子(しらびょうし)だという。
花子は、「鐘の供養があると聞いたので拝ませてほしい」という。
所化(※修行中の若い僧)たちは白拍子の美しさに、舞を舞うことを条件として烏帽子を渡し入山を許してしまう。
花子は舞を舞いながら次第に鐘に近づく。
所化たちは花子が実は清姫の化身だったことに気づくが時遅く、とうとう清姫は鐘の中に飛び込む。
すると、鐘の上に大蛇が現れる。
花子は清姫の怨霊で安珍をかくまい、自分との仲を隔てた釣鐘を恨んでいた。
やがて清姫は、大蛇の正体を現すと釣鐘(つりがね)もろとも去ってゆく。
二人がぴったり息を合わせて同じ振りを見せたかと思うと、鏡に写したかのように踊ったり、ときには光と影、陰と陽の対照的な踊りを見せたり。
一人で踊るところもあれば、所化と踊るところもある。衣裳を踊りごとに変えるだけでなく、引抜きで華やかさも演出する舞踊である。
衣装メモ
主役は、二人の清姫です。
二人の清姫の衣装は、白地に銀色の桜の模様が付いています。
そして、二人とも同じ衣装です。
黒い帯には、金色の刺繍、頭には髪飾りを付けています。
今回の表現ポイント
道成寺は和歌山県・日高郡・日高町にある、実在するお寺です。
その道成寺に伝わる、『安珍・清姫伝説』を歌舞伎にしたのが娘道成寺です。
背景は、満開の桜です。
そして、二人の清姫は、お寺の釣鐘の上に乗っています。
今回は、こういった場面を表現して描きました。
今日も最後まで読んでいただき、
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