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絵師ひでまさです😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、私が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、歌舞伎舞踊・『タケミナカタ』です。
今日の絵は、鈴を持って踊る巫女さんと、諏訪大社の神様の2枚です。
演目名
歌舞伎舞踊
『タケミナカタ』
あらすじ
諏訪大社の御祭神を題材にした鼓舞『タケミナカタ』で、巫女の後にタケミナカタが登場する作品。
諏訪明神(すわみょうじん)に祈りを捧げる巫女の舞。
巫女は祭壇の前で諏訪明神に舞を奉納する。
すると、どこからともなく諏訪明神の御祭神である、『建御名方神』(たけみなかたのかみ)が現れる。
タケミナカタ(建御名方)は諏訪大社の御祭神で、出雲の神様「オオクニヌシ(大国主)」の二番目の皇子。
国譲りの時に最後まで抵抗した神様である。
タケミナカタノカミは、決意の神様といわれている。一度決めたことは最後まで貫き、諦めない。
その強い決意が人を成長させ、自信を与えてくれる。さらには、その自信を公のために発揮することで、多くの人に勇気を与えてくれる。
タケミナカタはその後、諏訪の地で軍神となり、民に力と勇気を与えた。
タケミナカタノカミの「ミナカタ」は「水潟」に通ずるとされ、水神である竜神や蛇神の姿で描かれている。
衣装メモ
今回の主役は、祈りを捧げる巫女と、諏訪大社の御祭神・建御名方神(たけみなかたのかみ)です。
巫女さんの衣装は、薄紫色と白の巫女の装束で、中には黄色い着物を着ています。
赤い紐も見えていますね。
黄色い着物には、藤の花が描かれています。水色と赤の藤の花ですね。
巫女は、鈴を手に持ち、祭壇の前で祈りを舞を奉納しているところです。
一方、タケミナカタノカミはオレンジ色の装束です。
この装束には、雲の図柄が描かれています。
そして白い髪の毛に、銀色の龍の像を乗せています。
顔は赤い隈取りで、右手に槍を持ち、見得を切っているところです。
今回の表現ポイント
背景は、2枚とも藍色です。
そして祭壇があります。
背景にある三つの金色の柱のようなものは、『御幣』(ごへい)といって、神社や神棚に祀る神具の一つです。
金色の御幣なので、金幣芯とも呼ばれています。
今回は、演目が諏訪大社の場面なので、神社の拝殿でよく見かける御幣で神聖さを表現しました😊
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
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