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絵師ひでまさです😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、僕が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、新作歌舞伎・『アマテラス』(AMATERASU)です。
アマテラスとは、天照大神(あまてらす おおみかみ)という女神のことです。
日本の神様の最高神であり、伊勢神宮の御祭神でもあります。
その天照大神の天岩戸伝説を歌舞伎化した作品です。
主役は、アマテラスです。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
新作歌舞伎
【アマテラス】
(AMATERASU)
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あらすじ
■主演・坂東玉三郎。
『AMATERASU(アマテラス)』は、坂東玉三郎共演のもと、新潟県佐渡島拠点に国際的な活動を展開する鼓童が2006年、結成25周年を記念し、上演した音楽舞踊劇。
2006年5~6月にかけて、東京・世田谷パブリックシアター、京都・南座において連続公演を行い、好評を博した。
◇◇◇
太陽神アマテラスが治める高天の原に、荒れ狂うスサノオが現れる。
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己の慈愛、慈悲をもってもその荒ぶる魂を鎮めることがかなわないと悟ったアマテラスは、嘆きのあまり天の岩屋戸(あまのいわやど)に身を隠す。
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そしてすべての光は失われ、世界は闇に包まれる。岩屋戸の前では八百万(やおよろず)の神々が祈りの宴を始める。囃し、謡い、舞い踊る神々。
その昂揚が最高潮に達したとき――。
アマテラスは訝(いぶか)しんで天岩戸の扉を少し開け、
「自分が岩戸に篭って闇になっているのに、なぜ、アメノウズメは楽しそうに舞い、八百万の神は笑っているのか」
と問うた。
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アメノウズメが
「貴方様より貴い神が表れたので、喜んでいるのです」
というと、アメノコヤネとフトダマがアマテラスに鏡を差し出した。
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鏡に写る自分の姿をその貴い神だと思ったアマテラスが、その姿をもっとよく見ようと岩戸をさらに開けると、隠れていたアメノタヂカラオがその手を取って岩戸の外へ引きずり出した。
すぐにフトダマが注連縄を岩戸の入口に張り、「もうこれより中に入らないで下さい」と言った。
こうしてアマテラスが岩戸の外に出てくると、高天原も葦原中国も明るくなった。
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八百万の神は相談し、スサノオに罪を償うためのたくさんの品物を科し、髭と手足の爪を切って高天原から追放した。
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衣装メモ
●主役であるアマテラスの衣装は、派手なドレスになっています。
頭から赤いレースが下がっていますね。
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黄色が基調になっていて、襟元とお腹の部分がピンク色になっています。
そして、黄色いドレスが伸びてますね。
背中からもオレンジ色のドレスが広がっています。
頭は太陽をイメージした飾りになっています。
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最高神の女神なので、たくさんの飾りがジャラジャラ付いています。
頭の部分は、実際の歌舞伎より派手に描きました(笑)
アマテラス様の横には、金色の御幣(ごへい)があります。
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今回の表現ポイント
●背景は、東北地方の三陸海岸を右側に描きました。
この記事の投稿が3月11日、ちょうど東日本大震災から12年です。
僕も東北の生まれなので、今回は東北・三陸海岸を背景にしました。
実はここが一番津波の被害が大きかったんです。
岩手、宮城、福島です。
よく、この海岸は遊びに行った事があるので、ショックでしたね。
真ん中には、天照皇大神宮の御札です。
御札には『天照大御神宮』と書かれてあります。
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そして左上からは、太陽が照りつけています。
この3つの部分は、アマテラス様が、日本の海に津波が二度と来ないように海を鎮めているところと、太陽の神様でもあるので、東北地方の未来を太陽で照らしている場面を表現しました。
太陽の光で輝いていますね。
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今回は、明るい雰囲気の絵にしました。
今回は、新作歌舞伎・『アマテラス』(AMATERASU)を紹介しました😊
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
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