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絵師ひでまさです😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、私が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、歌舞伎舞踊・『水仙丹前』(すいせんたんぜん)です。
水仙が咲き乱れる中で、女性が踊る舞踊です。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎舞踊
『水仙丹前』
(すいせんたんぜん)
あらすじ
長唄。
『蝉丸都尾花』(せみまる みやこのおばな)と言う狂言の4番目『門出京人形』の五変化の一つ。
元禄の頃の華やかな丹前風呂を背景に、水仙の花のような色若衆と、あでやかな元禄島田の女との恋模様の踊りである。
曲は二上がりで、色若衆の丹前の槍踊りという古風なところが身上である。
幕が開くと、
〽️水仙の花の姿や若衆ぶり」
という歌い出し。
一人の場合も、五人の場合もある。
男と女と二通りあるが、いずれも元禄風の着流しで、女は帯を片結びにする。
槍踊りなども入った古風な中にも華やかさのある舞踊。
丹前といえば今では「どてら」をイメージしてしまうが、そもそもは湯女として一世を風靡した、勝山が着ていた衣装が原点。
勝山の勤める湯女風呂は、神田雉子町の松平丹後守の屋敷前にあった。
ゆえにこの辺りの湯女風呂は、丹前風呂と呼ばれていた。
華麗な振りで、廓(くるわ)通いの丹前ぶりを踊りにして盛り上げていく。
丹前は、ゆうまでもなく、丹前風呂に出掛ける伊達男の風俗を模したものである。
それを更に美化して、水仙の花槍を立てての賑やかな小品曲に仕上げている。
古い曲は残っているが、振りは新しくおおらかな感じでつけられている。
衣装メモ
主役は、元禄島田の女性です。
元禄島田の女性の衣装は、黄色い着物を着ています。
黄色い着物には、草花が描かれ、銀色の亀甲模様が描かれています。
この着物の裏地は、ピンク色です。
そして片袖は、赤い着物に変わっています。
薄紫色の袖無しの衣装を身に付け、赤い帯を締めています。
そして、頭には赤い櫛(くし)を付けています。
女性は、花槍(はなやり)というものを手に持っています。
今回の表現ポイント
主な背景色は、水色と金色です。
背景は、タイトルのとおり、水仙がたくさん咲いています。
黄色い水仙、白い水仙が咲き乱れています。
水色の水田に水仙がたくさん咲いているところを描きました。
今回は、元禄島田の女性と水仙がはっきり見えるように描きました。
そして、全体の色彩に特に気を付けて、キレイに見えるような表現をして描きました。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
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