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絵師ひでまさです😊
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このホームページでは、歌舞伎の女性を中心に描いたイラストと共に、歌舞伎の演目を紹介していきます。
そして、僕が描いた歌舞伎絵と共に、あらすじも交えて分かりやすく解説していきます😌
今回ご紹介するのは、歌舞伎舞踊・『晒三番叟』(さらしさんばそう)です。
今日の絵は、如月姫(きさらぎひめ)というお姫様が、盗んだ源氏の白旗を使って武者達を押し返す場面です。
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです😊
演目名
歌舞伎舞踊
『晒三番叟』
(さらしさんばそう)
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あらすじ
本外題『今様四季三番三』(いまよう しきさんばそう)。
宝暦5(1755)年に江戸市村座で初演された。
◇◇◇
箱根権現では、奉納された源氏の白旗が紛失し、騒ぎになっている。
深夜、白旗を所持する曽我二の宮(そがのにのみや)という女に出会う。
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神前に今様(平安時代末の歌謡)を奉納する者だと告げ、三番叟を舞い始める二の宮。
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怪しんで捕らえようとする武者たちを、長い白旗を勢いよく振って押し返し、ついに、平忠度(たいらのただのり)の娘・如月姫(きさらぎひめ)であると名乗り、正体を明かす。
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正体が露顕した如月姫が、盗み取った源氏の白旗を晒に見立てて華麗に振って、武者たちを押し返す。
姫は源氏の白旗を使って布晒しを見せるのだった。
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裾を引いた姫が三番叟を踊るという趣向が珍しく、『晒三番叟』の外題のとおり、躍動的な布晒しがみどころの舞踊である。
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衣装メモ
如月姫の衣装は、赤い振袖です。
振袖には、ピンク・水色の花や草花、そして川が描かれています。
上半身は赤い振袖から、ピンク色の着物に早変わりしています。
このピンク色の着物には、ピンク・オレンジ・水色・紫色の花や、藤の花が描かれています。
如月姫の頭には、ピンク色の髪飾りが見えています。
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如月姫は、源氏の白旗を手にして、三番叟を踊っているところです。
三番叟とは、ご祝儀舞踊の一つです。
今回の表現ポイント
背景は松です。
今回、この松の色が今までと変わっています。
今までは、緑色で色付けしていましたが、今回は青と青緑色で表現しました。
そして、箱根権現が舞台なので、鹿の親子が山中でたわむれる様子を描きました。
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三番叟を踊る如月姫、そして箱根権現の山中は、鹿の親子で表現し、優雅な場面を表現して描きました。
今回は、歌舞伎舞踊・『晒三番叟』を紹介しました😊
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊✨
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